1: ◆DAC.3Z2hLk[saga]
2018/01/21(日) 16:30:41.91 ID:VWwRAsjo0
モバマスより鷹富士茄子さんやたぬき美穂などのSSです。
一部アイドルの人外設定、ファンタジー要素など独自解釈が多々あります為ご注意ください。
台本形式、地の文両方で進行します。
これの奴です。↓
小日向美穂「こひなたぬき」
ex14.vip2ch.com
SSWiki : ss.vip2ch.com
2: ◆DAC.3Z2hLk[saga]
2018/01/21(日) 16:31:36.60 ID:VWwRAsjo0
―― 2018年 1月某日 事務所
P「では改めて……あけまして」
3: ◆DAC.3Z2hLk[saga]
2018/01/21(日) 16:32:26.52 ID:VWwRAsjo0
P「…………茄子さん」
茄子「はい?」
4: ◆DAC.3Z2hLk[saga]
2018/01/21(日) 16:34:14.71 ID:VWwRAsjo0
P「いやいやいや。いやいやいやいやいやいや!!」ブンブンブンブンブン
P「え、今のくしゃみで!? そんなことある!?」
5: ◆DAC.3Z2hLk[saga]
2018/01/21(日) 16:35:22.25 ID:VWwRAsjo0
芳乃「ふむー……おそらく、気付かぬうちに、連日の疲れが溜まっていたのでしょうー」
茄子「そうなのかしら……あ、なんだか自覚すると急に熱っぽく……」
6: ◆DAC.3Z2hLk[saga]
2018/01/21(日) 16:36:42.10 ID:VWwRAsjo0
―― アイドル女子寮
響子「あははっ、それ本当ですか?」
7: ◆DAC.3Z2hLk[saga]
2018/01/21(日) 16:38:43.84 ID:VWwRAsjo0
周子「…………」
紗枝「…………」
8: ◆DAC.3Z2hLk[saga]
2018/01/21(日) 16:39:28.87 ID:VWwRAsjo0
―― 再び事務所
P「……なんか今、寮の方でえらいことが起こってる気がする」
9: ◆DAC.3Z2hLk[saga]
2018/01/21(日) 16:40:36.61 ID:VWwRAsjo0
芳乃「そなたー。これは、只事ではありませぬー」
筋肉P「うん身をもって知ってる」タッポイタッポイ
10: ◆DAC.3Z2hLk[saga]
2018/01/21(日) 16:42:14.50 ID:VWwRAsjo0
周子「大変大変、プロデューサーさん! 紗枝ちゃんが…………って誰やねん!?」
紗枝「こーん(妖怪まで湧いて出よるとは、ここは平安の洛中やろか……)」
11: ◆DAC.3Z2hLk[saga]
2018/01/21(日) 16:43:17.54 ID:VWwRAsjo0
筋肉P「――とまあ、ざっくりそういう事情なんだが」
芳乃「なのでしてー」
12: ◆DAC.3Z2hLk[saga]
2018/01/21(日) 16:44:01.67 ID:VWwRAsjo0
ティロリロリン
筋肉P「ん? メッセージが……何だ?」
13: ◆DAC.3Z2hLk[saga]
2018/01/21(日) 16:46:00.59 ID:VWwRAsjo0
その後すぐ茄子さんを病院に連れて行った。
診察結果は、ストレートに風邪。知らず知らずのうちに疲労が溜まっていたのだろうと言われた。
表面上は普通の風邪と説明できることに安堵するやら釈然としないやらだが、どのみち熱が8度5分もあっては放っておけない。
14: ◆DAC.3Z2hLk[saga]
2018/01/21(日) 16:47:21.38 ID:VWwRAsjo0
茄子「ごめんなさい、ちょっと仮眠室をお借りしますね〜……」
筋肉P「ちょっとと言わず、ゆっくり休んでください。本当にお疲れ様でした」
15: ◆DAC.3Z2hLk[saga]
2018/01/21(日) 16:48:10.67 ID:VWwRAsjo0
そして。
空は、闇に包まれた。
16: ◆DAC.3Z2hLk[saga]
2018/01/21(日) 16:49:27.14 ID:VWwRAsjo0
筋肉P「………………周子、今何時?」
周子「そうね大体ね、えっと一時ちょっと過ぎ」
17: ◆DAC.3Z2hLk[saga]
2018/01/21(日) 16:52:42.96 ID:VWwRAsjo0
ひょっとしなくてもこれって世界の危機なんじゃないでしょうか。
まっくらで星一つ見えない空を、ニンジン型の宇宙船がぼへぼへ飛んでいます。
18: ◆DAC.3Z2hLk[saga]
2018/01/21(日) 17:09:35.77 ID:VWwRAsjo0
心細くなって、議論するプロデューサーさんの膝にのそっと前脚を乗せます。
頭を撫でてくれました。手はいつもの五倍くらいごつごつしてるけど、優しさは据え置きです。うれしい。
19: ◆DAC.3Z2hLk[saga]
2018/01/21(日) 17:36:03.46 ID:VWwRAsjo0
ばさっ、と広がる「それ」に、私は度肝を抜かれました。
黒くて、おっきくて、コウモリみたいな――
20: ◆DAC.3Z2hLk[saga]
2018/01/21(日) 17:36:53.17 ID:VWwRAsjo0
「そのー……隠すつもりはなかったんだけどさ」
美嘉ちゃんは少しばつが悪そうに頬を掻きました。
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