凛「ある日森の中で熊さんに出会ってしまったにゃ」
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52:名無しNIPPER[sage saga]
2018/01/21(日) 01:48:32.66 ID:9t9di5dZ0
ギコギコギコギコという鉈が熊を切り刻む耳障りな音が響いた
希「大きく育ったな〜・・あんさんはおいしく料理して食べたるで・・」
ギコギコ・・ギコギコ・・ギコギコ・・
53:名無しNIPPER[sage saga]
2018/01/21(日) 01:49:36.81 ID:9t9di5dZ0
ことり「みんな〜!!!!」
ことりが真姫の別荘から駆け寄ってきた
ことり「にこちゃん目を覚ましたよ!!穂乃果ちゃん達が熊を仕留めたっていう報告したら目を丸くして驚いていたよ!!」
54:名無しNIPPER[sage saga]
2018/01/21(日) 01:50:26.48 ID:9t9di5dZ0
希「それじゃあ・・大きな鍋を用意してや真姫ちゃん・・」
希はそういって眼前の熊の肉塊を指差した
穂乃果「にこちゃんを連れて来よう!!宴を始めよう!!今日のご飯は熊鍋だよ!!」
55:名無しNIPPER[sage saga]
2018/01/21(日) 01:51:04.51 ID:9t9di5dZ0
花陽「イタっ」
ことり「ぴぃ!痛い!!!に・・にこちゃん?」
にこ「なーに辛気臭い顔してんのよ!!アンタたちはスクールアイドルμ.sのメンバーなのよ?ほら、笑って笑って!!こうやってにっこにっこにー♪って!!」
56:名無しNIPPER[sage saga]
2018/01/21(日) 01:51:46.33 ID:9t9di5dZ0
希「食うか、しゃべるかどっちかにしや、行儀悪いで?それでどうや熊肉は?」
にこは神妙な顔で口の熊肉を咀嚼する、うまいともまずいともわからない微妙な顔で熊肉を頬張った
にこ「・・なんて言えばいいのかしらね・・今まで食べたことない味ね・・獣臭いっていうのかしらね?」
57:名無しNIPPER[sage saga]
2018/01/21(日) 01:52:30.93 ID:9t9di5dZ0
凛「ええ・・今の話を聞いて食欲が・・」
穂乃果「はむ・・ほんとだ獣臭いけれど・・おいしいねこれ!!」
熊の肉を頬張り満足げな顔で笑う穂乃果
58:名無しNIPPER[sage saga]
2018/01/21(日) 01:53:22.04 ID:9t9di5dZ0
わいわいがやがや
海未「・・・・・」
皆が熊鍋に夢中になり、鍋を囲んでいるのを少し離れたところから海未は見つめ、物憂げな表情を浮かべていた
59:名無しNIPPER[sage saga]
2018/01/21(日) 01:54:01.12 ID:9t9di5dZ0
真姫「やりたいことを我慢するってとても辛いことよ?私がピアノを我慢した時はとても辛かった・・まるで自分が自分で無くなるような感覚だったわ・・
海未にとっての登山は生きがいのようなものなんじゃないの?」
海未「はい・・生きがいのような物です・・ですが、登山より大切なμ.sのメンバーを危険にさらしてしまった償いはきちんとしないと・・」
60:名無しNIPPER[sage saga]
2018/01/21(日) 01:54:38.31 ID:9t9di5dZ0
真姫「ほら、あなたも食べなさいよ・・って両腕をケガしているんだったわよね・・しょうがないわね・・食べさせてあげる、口を開けなさい」
海未「へ?い、イヤ、いいですよ!自分で食べられますって!!」
真姫「この真姫ちゃんが食べさせてあげるっていっているんだからあなたはおとなしく口だけ開けていればいいのよ!ほらっ口開けなさい!!」
61:名無しNIPPER[sage saga]
2018/01/21(日) 01:59:54.76 ID:9t9di5dZ0
完結です、作中では穂乃果たちは熊を倒すことに成功しましたが、
現実で素人が熊に挑むと殺されるのがオチですので絶対にやめておきましょう
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