98:名無しNIPPER[saga]
2018/03/06(火) 21:35:44.52 ID:5vnjHbcK0
せっかく小町のおかげで忘れかけていた、雪ノ下の先日の話を一気に思い出させる、まさに主役の登場だった。
葉山「あれ、比企谷じゃないか。それと、雪ノ下さんも。偶然だな。」
八幡「…おう。」
先程から一色が一人でいることから想像はついていたが、案の定一色は葉山と来ていたようだ。
なんとなく葉山の顔を見るのが気まずい俺は、特に会話することもなく短い返事を返す。しかし雪ノ下は相変わらず、返事もせず葉山に一瞥もくれなかった。
葉山「二人とも、あけましておめでとう。それと、確か比企谷の妹さんだよね?」
小町「はいっ、小町です!お久しぶりでーす!」
小学生の林間学校を手伝った時に会っているため、葉山は小町のことを覚えていたようだ。
葉山「元旦から初詣に来るなんて、随分仲が良いんだね。」
小町「あの、やっぱりいろはさんと羽山さんはお付き合いされてるんですか?」
やはり、ここで俺は葉山に会いたくはなかった。この話をしたくはなかった、それも雪ノ下の前で。
葉山「ああ、そうだよ。」
一色「えへへ、だからお義姉ちゃんにはちょっとなれないなー、ごめんねー!」
小町「いえいえー!どう考えてもこんな兄より葉山さんの方がお似合いですから!」
いや、何サラッと俺をディスりつつ仲良くなってるんだよ。てか小町と一色のコラボとか本当怖い、なんとなく似てるんだよなあの二人。
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