99:名無しNIPPER[saga]
2018/03/06(火) 23:07:27.86 ID:5vnjHbcK0
葉山「前に会った時も思ったけど、比企谷と妹さんって見た目も性格もあまり似ていないんだな。兄妹とは思えないよ。」
一色「ですよねー!?本当に、どうして同じ家でこれほどまでに違う結果になるんですか!」
小町「いやー兄は昔からああでしたから…」
いやせっかく俺が重い雰囲気のモノローグやってるんだから、脇で台無しにするようなディスりはやめようよ…
雪ノ下の話が事実ならば、葉山が一色と付き合い始めたことはおかしい。
もちろん、葉山も思春期の男子として、将来の結婚等のことは考えず純粋に恋愛をしたくなっただけという可能性もある。あるいは、彼なりの父親に対する反抗なのかもしれない。幼くして将来を決められたことに対して、またけっして正しいとは言えない父親の行動に対しての、葉山隼人としての意思表示ということもあるだろう。雪ノ下は「彼なりに考えがあるのでしょう。彼は愚かではあっても、馬鹿ではないもの。」と言っていた。
雪ノ下によると、結婚の時期は詳細には決まっていないらしい。雪ノ下と葉山が結婚できる年齢になった後、会社の状態などを見極めてから葉山の父が決めるそうだ。
しかし、しかしだ。葉山がそんな理由で、親に反抗するだろうか。家庭の言いつけを守り、自分の人生の先が決まっているにもかかわらず、優等生を完璧にやっている。今までの人生全てを親に、自分の運命に逆らわず生きてきた彼が、今になって突然、そんな子供のような理由で逆らうと言うのだろうか。
そして、何よりも。彼だって分かっているはずなのだ。
彼が父親に逆らうという事は、すなわち雪ノ下雪乃を不幸にする事だということを。
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