【俺ガイル】一色「先輩の事が…好きです。」
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82:名無しNIPPER[saga]
2018/03/04(日) 13:00:20.00 ID:UQRBQo4z0
本当に申し訳ない、>>81の前にこれを挟んでくだせえ…
まあなくてもそこまで差し支えないけど…すまん


雪ノ下「私の家が建設会社をやっているのは、知っているわね?」

八幡「ああ。」

雪ノ下「その建設会社の顧問弁護士が葉山くんだという話も、以前にしたわね。」

その話にも聞き覚えがあった。二人は幼い頃からの知り合いで、雪ノ下が留学していた期間を除けば同じ学校だったそうだ。

雪ノ下「実は、父の議員職の方とも関わりがあるのだけれど…葉山くんの家と私の家はただの会社と顧問弁護士という関係だけではないの。」

八幡「…ほう。」

嫌な予感がする。雪ノ下の口振りからして、決して両家の関係がただの仲良しというわけではなさそうだった。

雪ノ下「端的に言うと、うちの会社は、葉山くんのお父さんに弱みを握られているわ。」

八幡「…。」

何も言葉を返すことが出来ない俺に、雪ノ下は続けて話し出した。

雪ノ下「昔、私がまだ小学生だった頃の話よ。その頃、まだ葉山君のお父さんはただの顧問弁護士で、私と葉山くんは親が知り合いであるだけ、ただのクラスメイトだったわ。」




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