3:名無しNIPPER[saga]
2018/01/17(水) 10:28:30.16 ID:UID3VQI0O
俺「おい! なんか随分と肩が凝ってそうだな! ちょっと服を脱げ、揉んでやるぞ!」
ライバル「礼をせねばならんな……」
俺「なんの、礼などいらぬ! お主が再び戦場で采配を振るうのであるならな!」
ライバル「ところで貴様……今は八丈島に配流されているのだろう? 如何にして鎌倉まで戻ってきた……船か?」
俺「いや、泳いで!」
ライバル「フッ……流石は鎮西八郎よ……やることなすこと、全てが超人的……ゲホッ! ガフッ! ガッ……ウッ……ウーッ!」
俺「大丈夫か! どこが苦しい! 言え!」
ライバル「もう帰れ。私が死ねば、疑われるのは貴様なのだぞ……」
俺「クッ、林檎や蜜柑を食べても結核は治らぬ、というのか。俺の力は及ばなかったというのか! ち、チクショオ……!」
ナデナデ
ライバル「八丈島からわざわざ見舞いに来てくれた……。それだけで、私の心は満たされたのだ……。ありがたく思うぞ」
俺「ふッふぐうッ……ううッ……うがああああああッ!! あああああッ!!!」
ライバル「泣くな、鎮西八郎……。私の魂は、常に貴様と共にある……」
俺「やめろ」
ライバル「この先、貴様がどんな苦境に陥ろうと……そばに私がいることを忘れるな……」
俺「やめろ!!」
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