3:名無しNIPPER[saga]
2018/01/15(月) 02:33:54.12 ID:luJul0od0
義賊「……どうやら戦闘が終わったみたいだね」
手下「うん、太陽のマークのヒトたち、全員動かなくなっちゃった」
義賊「生き残った帝国部隊は何人だい」
4:名無しNIPPER
2018/01/15(月) 10:26:52.54 ID:pvQcnFRX0
勇者現れる
5:名無しNIPPER[saga]
2018/01/22(月) 16:20:21.95 ID:vABVuTgl0
手下「姐さん姐さーん」
義賊「なんだい」
手下「勇者教団ってなにー?」
6:名無しNIPPER[saga]
2018/01/22(月) 16:21:00.03 ID:vABVuTgl0
「勇者『様』が世界を救えなかった話だ」
7:名無しNIPPER[saga]
2018/01/22(月) 16:21:47.59 ID:vABVuTgl0
今から15年前。
世界を脅かす魔王を討伐する為、勇者は単身で魔城へ向かった。
魔城には様々な魔物が住んでたって話だからね。
8:名無しNIPPER[saga]
2018/01/22(月) 16:22:35.87 ID:vABVuTgl0
それっきり、勇者は、帰ってこなかったんだ。
死んだなら各地にある女神の神殿で蘇生される。
けど、その形跡はない。
9:名無しNIPPER[saga]
2018/01/22(月) 16:23:07.56 ID:vABVuTgl0
人々は囁きあった。
「勇者は逃げたのだ」
10:名無しNIPPER[saga]
2018/01/22(月) 16:25:34.07 ID:vABVuTgl0
そう、まさか……さ。
常識的に考えると、そんなヤツがいるはずがない。
子供が考えても判る理屈だ。
11:名無しNIPPER[saga]
2018/01/22(月) 16:26:47.90 ID:vABVuTgl0
けど、この考えに飛びついた奴がいた。
飛びついた奴等がいた。
私達が思ったよりも、それは多かった。
12:名無しNIPPER[saga]
2018/01/22(月) 16:34:52.48 ID:vABVuTgl0
あの頃は本当に酷かったよ。
なんといっても、法と秩序を守るべき憲兵達の中にさえ勇者教団が居たからね。
連中が行った全ての行為は正当化された。
13:名無しNIPPER[saga]
2018/01/22(月) 17:05:51.66 ID:vABVuTgl0
義賊「連中の旗を掲げてたって事は、生き残りが居たんだろうねぇ」
義賊「勇者教団は羽振りがよかったって話だから、帝国の兵達がこのまま撤退するなら遺体から金目の物を……」
手下「ぐぅ……」zzz
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