63:名無しNIPPER[saga]
2018/01/20(土) 21:29:41.89 ID:hm+dGSCso
友奈(今の攻撃で多分私は力を使い果たしてしまった。満開はなくなり、服も勇者服から制服に戻ってしまっている)
友奈(ぐんちゃんが心配そうな顔で、必至な顔で、私に手を伸ばす)
友奈(……またぐんちゃんにそんな顔をさせてしまったね……)
友奈(でも、今度は大丈夫。私は大丈夫だから、そんな顔をしないで。ねぇ、ぐんちゃん?)
友奈(……)
友奈「結城ちゃん! ここからだよ!」
もう一人の友奈『うん、高嶋ちゃん! 私たちがここから頑張らないと!』
友奈(結城ちゃんの姿はもう私にしか見えていないと思う。私は結城ちゃんで、結城ちゃんが私になってしまったから)
友奈(私たちは重なっていて、同じ友奈で、違う友奈なんだ)
友奈(だから)
友奈(だから! 私には二人分の友奈の力がある!)
パァー
友奈(……懐かしい。これは初めて変身した時と同じ感触。スマホなしで、一目連だけの力で変身したあの時と全部一緒だった)
友奈(ありがとね、一目連。結城友奈になってからもずっと私を支えてくれていたんだよね? ──もう少しだけ私の我がままに付き合ってもらっても良いかな?)
友奈(一目連の力が身体を巡っていく。あはは、一目連もやる気になってくれたんだね。もう一度ありがとう。……私は一目連の力全てを解放するため、あの言葉を叫んだ!)
友奈「満開!! 一目連!!」
友奈(いつもの満開のように大きな腕が背中から生える。そこに一目連の誰にも負けない速さが加わった!)
友奈(今の私の拳なら、どんなバーテックスだって倒してしまうことができる。──でも、これだとさっきと何も変わらない!)
友奈「結城ちゃん!!」
もう一人の友奈『大丈夫。二人ならこの子も言うことを聞いてくれるよ!』
友奈(私と結城ちゃんは私の奥の奥、切り札の更のその先にある扉に触れた。全身の肌で鳥肌が立つ。けど! 私の隣には結城ちゃんが居て……二人の友奈が居るから乗り越えられる!! 頑丈な扉を友奈二人で押し開けていく!! ──力を今、掴む!)
友奈『加えてっ!』
友奈(私と結城ちゃんの声が重なった。ううん、今ので力だけを残して結城ちゃんは消えてしまったんだ。……ありがとう結城ちゃん。後は私に任せてね……)
友奈(満開、一目連、それに加えて──これが私たちの最後の力!!)
友奈『連続満開!! ──酒呑童子ッ!!!」
友奈(私の背中から生える大きな白い腕に、鋭く巨大な鬼の手が今、加わった──)
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