結城友奈「これは勇者たちの物語」
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41:名無しNIPPER[saga]
2018/01/17(水) 22:21:49.12 ID:HmVYv3Fmo

杏「敵影に火球を確認! 行動に移ってください!」

球子(でっかい奴が現れたかと思ったら小さい奴らがいっぱい引っ付いていって、あっという間にアレができあがったんだ。見たこともない大きさでちょっとビックリしたけど、タマたちは事前に知っていたからな、だからやってやる!)

球子「本当にあっちの千景の言う通りになったな! タマに任せタマえ!」

もう一人の友奈「……ぐんちゃん、信じているよ」

もう一人の千景「ええ。高嶋さんの期待に応えるわ!」

杏「火球前進! タマっち先輩! 千景さん!」

球子(来た! 杏の作戦通りまずはタマがあいつに突っ込む!)

球子「輪入道!! フルパワーッ!!」

球子(輪入道で旋刃盤をでっかくして、滅茶苦茶でっかい火の球を受け止める!!)

ドガッ!!

球子「ぐ、ぐぐっ……! 暑いし! 重い! けどッ! タマをなめるなぁー!!」

球子(こんなものタマが押し返してやる!! ──くそっ! 全然前に進まない! むしろタマが押されて──!)

もう一人の千景「力が全く足りていないじゃない? 情けないわね。──私たちで押し返すわよ」

球子(千景はいつも一言多いんだよ! ……でも、旋刃盤を押すのに五人の千景も加わってパワーがたくさんアップしたぞ! でも、まだまだ足りない!)

球子「千景! もっと踏ん張れ!!」

もう一人の千景「土居さんこそ! もっと力を入れなさい!!」

球子「ぐぐっ……!!」

もう一人の千景「くっ……!」

球子(気のせいか今火の玉が止まらなかったか? 違う! タマたちが少しずつ押しているんだ!)

杏「火球の減速を確認! タマっち先輩! 千景さん! 退避してください!」

球子(退避、退避か……。輪入道を使ったのと力いっぱい押していたからタマにもう力は……)

もう一人の千景「掴まりなさい。くっ! 二人持っていかれた! 早く!!」

球子「……千景……」

もう一人の千景「荒くなるけれど我慢しなさい。……七人御先の最後の一人も消えたのね。アレも限界ってことかしら?」

球子(……命からがらっていう言葉があったかな? タマは千景に引っ張られて何とか火の玉のところから逃げ出すことができていた)






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