結城友奈「これは勇者たちの物語」
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35:名無しNIPPER[saga]
2018/01/17(水) 21:57:22.86 ID:HmVYv3Fmo

*樹海中央・強者たちの約束『乃木若葉・白鳥歌野』

若葉「その鞭はもしや、敵を枯れさせているのですか? ──はぁっ!」ザンッ!

歌野「ご名答です。私の藤蔓が化け物への特効を持っているからこそ、私一人であっても諏訪を守ることができました。──やぁっ!」バシッ!

若葉「それは謙遜ですよ、白鳥さん。これだけの実力があると言うのに、武器だけの功としたらあなたの相棒があまりにも負担を感じることになる。──化け物ども、乃木家に伝わる居合い、味わってみるか?」─ヒュン!

歌野「そう言った考え方を持ったことはありませんでした。……藤蔓、ベリーソーリーだったわ。だから、もう少しだけ私に付き合ってちょうだい。ねぇ! マイパートナー! ──必殺! ストロベリィーパニッシュ!」ドゴン!

若葉「鞭一つで広域殲滅とはやるな白鳥さん! それと、ふふっ……私に対してもその話し方で構いませんよ?」

歌野「……それは全てが終わってからにしましょう。乃木さんとこうして話していると、あの頃を思い出してせっかく身が引き締まっているのですから」

若葉「……」

若葉「では、私たちの戦いが終わった時に。……その時は一人の中学生としてお互い言葉を交わしましょう」

歌野「……ええ、約束です」

若葉(それは、互いに理解している果たされることのない約束)

歌野「やぁっ!」バシッ!

若葉「はぁっ!!」ザン!

若葉(それでも、交わされた確かな約束は私たちに力を与え、私の太刀も過去最高の速度で敵を斬り裂いていった──)






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