勇者「ニートになりたい」
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473: ◆7Ub330dMyM[saga]
2018/02/03(土) 22:42:50.34 ID:sz2fZswmO
【宿屋前 表通り】

ガンダタ「ぬっ、ぐっ」ヒョコヒョコ

少年「ずっと足ひきずって歩いてるけど」

ガンダタ「(矢を受けた足の痛みがおさまらねぇ、毒でも塗ってやがったな……!)」ヒョコヒョコ

少年「お、おじちゃん……」

ガンダタ「うるせぇよ、小便小僧。お前はもうすぐ解放されるんだから喜んでろ」

魔法使い「――たまには外食もオツなものよねー!」スタスタ

僧侶「そのわりにはぁ、あまりハシが進んでませんでしたけどぉ」

魔法使い「だって暑いか辛いしかないんだもんっ!! 気分だけでも味わいたくて言ったただけ!」

戦士「あたしは美味かったけどなぁ」

魔法使い「あんたは食えればなんでもいいんでしょうが!」

ガンダタ「(うるせぇ女どもだ。さっさと通りすぎやがれ)」

僧侶「武闘家さんもくればよかったんですけどねぇ〜」

戦士「ほっとけ! あんなひねくれ者!」

魔法使い「宿屋のご飯食べるっていたし、まぁいいんじゃない?」

ガンダタ「(いや、まてよ。こいつら、どこかで……?)」

魔法使い「寝苦しくないといいな〜」スタスタ

ガンダタ「思い出した……! おめぇらっ! 若僧のツレで寝てたやつ!!」

魔法使い「へ?」ピタッ

ガンダタ「あいつはっ、どこだぁっ!!」ブンッ

少年「わ、わぁっ、またぁっ⁉︎」


――バチィンッ――


魔法使い「あ? へ……?」ヘナヘナ ペタン

戦士「大丈夫か? 魔法使い」ザッ

ガンダタ「(こいつ……俺様の正拳突きを止めやがった……!)」

戦士「いい突き出しだ。ちょっと反応遅れたらウチの魔法職さんに当たってたろう。でも、残念ながらもっと凄いやつの正拳突きをあたしは知ってる」

僧侶「武闘家さんのことですねぇ〜」

戦士「余計な解説いれんでいい!」


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