391: ◆7Ub330dMyM[saga]
2018/01/27(土) 19:38:49.15 ID:YWyAV8D2O
メイド「お帰りの際に、王室へとご案内しようと思っていたのです」
ジャン「いや、そ、そこまでは。今回は隠密でして」
姫「……」プルプル
メイド「姫さま、よかったですね。ハーケマルの国からの使者がこのように清い方で。これなら、民も第一皇子もさぞかし……」
姫「おい」ギロッ
ジャン「ひっ⁉︎」ブルッ
姫「ハーケマルの皇子ってのに伝えるといいですの」
ジャン「(こ、この目はっ! なにかに無性にイライラしている時の! や、やめて! 第二のトラウマを発動させないで!)」ガタガタ
姫「わたくしは、貴方と結婚するつもりは毛頭ないと。頭の毛ぐらいにね!!」
ジャン「あわわわわっ、ごめんなさい、許してください、もう勘弁してください」ブルブル
メイド「姫さまっ!」
姫「……? なんですの? 別に使者に言ってるわけではありませんのに」
ジャン「い、いやだ。診察ごっこはもう嫌だ……」ガタガタ
学者「体育すわりしてなんか言ってますね」
姫「診察ごっこ……?」ピク
メイド「やはり、先ほどのトラウマが!! こうしてはおられません! すぐにお部屋にお通しいたします! 本日は城にお泊まりくださいませ!!」
ジャン「いやなんや……そこは違う穴なんや……」ブツブツ
姫「……どこかで……? なにか……見落としてるような……」
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