勇者「ニートになりたい」
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267: ◆7Ub330dMyM[saga]
2018/01/19(金) 15:24:12.96 ID:+r3xFqGgO
【数十分後 竜王城 玉座】

ベビードラゴン「おかえりだす!」

シンリュウ「ただいも。えんらく疲れちまっただよ。堅苦しい空気は苦手だぁ」

ベビードラゴン「口調は大丈夫だったか?」

シンリュウ「いや〜、危なっかしい場面チラっとあったけんど、気がつかれてなかったっぽい。ハラハラしちまったよ」

ベビードラゴン「威厳もへったくれもあったもんじゃないもんな!」

シンリュウ「そりゃあなぁ。奥地に住んでたらいつのまにかこんな方言定着してたなんて知られたら笑いものだっぺ」

ベビードラゴン「なんの招集会議だっただか?」

シンリュウ「……なんでも、勇者の居場所をつきとめらし」

ベビードラゴン「へぇ〜! 勇者ってあの勇者だろ? ずーーーーっと昔には協力関係にあったかもしれないっていうあの!」

シンリュウ「その時代に生きとるやつなんかいんね。伝説なんじゃねの」

ベビードラゴン「そうはいうけど、壁画が残ってるし」

シンリュウ「戦ってる壁画もあんだべよ。時には戦い、時には協力。こんれもまた、時代なんだっぺなぁ」

ベビードラゴン「今は魔王様いるしな! 勇者を殺すのか?」

シンリュウ「ほんとは行きたくなかっただすぅ。でも、あの場の雰囲気がワタスを動かしてぇ」

ベビードラゴン「わかるわかる。やらねばって感じになるよな」

シンリュウ「おめぇがいづから部族の代表になったのよ。しんねぇくせに」コツン

ベビードラゴン「いたっ。えへへ、で、どうすんだ?」

シンリュウ「人間、だもんなぁ。サキュバスはああいうけど、正直負ける気がしねぇ」

ベビードラゴン「サキュバス? 負けるのはありえないんじゃないか?」

シンリュウ「んだども、どうすっぺかなぁ」


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