163: ◆7Ub330dMyM[saga]
2018/01/14(日) 18:51:13.59 ID:wnnh1YX3O
僧侶「……武闘家さんはどう思いますかぁ?」
武闘家「……」
魔法使い「ねえ、元チャンピオン。パーティにはいったんならもうちょっと愛想良くしたらどう?」
戦士「無理にとは言わないが、まだまだ旅は続くわけだしな。コミュニケーションをしてくれると助かる」
武闘家「……アホくさ」
魔法使い「なっ⁉︎」
武闘家「男だとかなんだとか、そんなのでキャアキャア言ってるなんて」
魔法使い「ちょ、ちょっとあんた! まともに喋ったかと思えばそれ⁉︎」
僧侶「まぁまぁ。おさえておさえてぇ」
戦士「すまない、あたしたちも初対面で馴れ馴れしくしすぎたかもしれん」
僧侶「でもぉ、なんでパーティに入ろうと思ったんですかぁ?」
武闘家「関係ないでしょ」プイ
魔法使い「大方、あのおじいさんに言われたんでしょ? だから拗ねてるんだ?」
武闘家「うるさいなぁ」
魔法使い「あたし達は仲間になってんのよ? 命を預けられる? そんな態度で」
武闘家「別に。自分の命くらい自分で守れば?」
魔法使い「ぐぬっ! じゃあなんでここにいんのよ! 一人旅でもすれば⁉︎」
僧侶「おー、よしよしぃ」ナデナデ
魔法使い「犬扱いすんな!」
戦士「……決勝は残念だったが、その他の戦いは見事だった」
武闘家「あっそ」
戦士「どうだ? 今度手合わせしないか? なんだったら、勇者も一緒に。あいつは私と同じくらいの強さで」
武闘家「戦士……って言ったっけ?」
戦士「そうだぞ。よろしく」
武闘家「それ本気で言ってる?」
戦士「ダメか? 良い鍛錬に――」
武闘家「そこじゃなくて。誰と誰が同じくらい?」
戦士「む……今の話の中でか? あたしと勇者だが」
武闘家「ぷっ、くっくっくっ」
魔法使い「……?」
戦士「なんだ? なにがおかしい」
武闘家「ザコ。勝負なんて願い下げよ」
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