162: ◆7Ub330dMyM[saga]
2018/01/14(日) 18:37:05.29 ID:wnnh1YX3O
【馬車 荷台】
魔法使い「ふんふーん♪ うふふ♪」ニッコニッコ
僧侶「よかったですねぇ、魔法使いさん」
魔法使い「はぁ、マク様……。ありがとう」スリスリ
戦士「チョロイやつだ。物で釣られるとは」
魔法使い「つ、釣られてなんかっ! ……あんまり、プレゼントもらったことなぃんだもん……」
僧侶「それが欲しいものなら尚更嬉しいですよねぇ〜、偶然を加味するとロマンチックですぅ」
戦士「ふん、男なら腕っ節だろ」
僧侶「それもわかりますぅ。強い男性に惹かれるのは、種の生存本能に訴えかけてきますしぃ〜」
魔法使い「わからないのは顔だけよね。どんな顔してるのかしら? イケメンだったらどうしよう」
戦士「顔なぞ……」
僧侶「良いにこしたことはないと思いますよぉ? 男性だって、容姿端麗な女性に惹かれるじゃないですかぁ〜」
戦士「男の目線はみんな下心だ。女は違うだろ」
魔法使い「戦士はどう思うの?」
戦士「あたしは……さっきも言ったが男は腕っ節だと思う。ほかのは付加価値だな」
僧侶「占める割合が大きいんですねぇ。やっぱりぃ、自分より強い人が好きとか?」
戦士「それもある。嫌だろ、あたしよりなよっちぃ男なんて」
魔法使い「た、大抵の男は戦士より弱いんじゃないの?」
戦士「だから、男は――」
僧侶「マクさんはどうですかぁ?」
魔法使い「……それもそうね、戦士が敵わないっていう条件ならクリアしてるし」
戦士「顔もわからないやつを好きになれるかよ……」
僧侶「んー、顔は重要じゃないってぇ〜」
戦士「ちっがぁーうっ! 内面を知らないやつを好きになれるかっての!」
魔法使い「そもそも、オンナ捨ててたわよね」
戦士「うっ、いや、それは」
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