125: ◆7Ub330dMyM[saga]
2018/01/13(土) 17:27:07.25 ID:OTML+W87O
キラーパンサー「グルルッ」ズザッ
武闘家「すぅ〜……はぁ〜……」キッ
戦士「なるほど、デモンストレーションとはこのことか」
老人「バカバカしいヨ」
魔法使い「戦士だったら勝てそう?」
戦士「勝てないことはないだろうが、簡単にとはいかない――」
武闘家「哈っ(はっ)!!」パァンッ
キラーパンサー「ギャウッ⁉︎?」ドンッ ドサッ
僧侶「壁に叩きつけていっぱつ……ワンパンってやつですねぇ」
観客「うおおおおおおっ!! 強えっ!! お前こそがチャンピオンだ!」
戦士「……」
魔法使い「戦士より、あのチャンピオンって強いみたいね……」
老人「昨日の戦いぶりを見させてもらたアル」
戦士「ん? あたしか?」
老人「潜在能力ならうちの弟子とどっこいね。武闘家志望なら弟子にとってたが、生憎と剣士のようだシ」
戦士「あたしは、ちゃんと尊敬する師がいるよ」
老人「研鑽を忘れないように。光るモノはオマエももってるゲド、使わなければサビついてしまう」
戦士「ご忠告、覚えておこう」
老人「弟子といいライバルになりそうでなによりネ」
魔法使い「勇者じゃライバルってわけにはいかないもんねぇ」
戦士「あいつとも実力は近いよ。そうだ、今度定期的にやるか誘ってみるか」
老人「……やめとくアル」
戦士「……?」
魔法使い「おじいさん、やめるってなんで?」
老人「あいつとやったって稽古にならないヨ」
僧侶「あっ、帰っていくみたいですよぉ〜」
武闘家「……」フリフリ ペコリ
観客達「チャンピオン! チャンピオン! チャンピオン!」
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