263: ◆takaJZRsBc[saga]
2018/03/03(土) 22:15:31.43 ID:Ol4mcOtQ0
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大神「ぐっ! ハアハア……」
ケンイチロウ「お前の力はそんなものか!」
大神(なんという拳のキレ……最後に会った時と同じ。いやそれ以上だ)
大神「我も少しは強くなったつもりだったが……いや、見苦しい言い訳だな。完敗だ。お主の勝ちよ」
ケンイチロウ「弱いな」
大神「……そうか」
ケンイチロウ「お前の力はそんなものではないはずだ。いや、最後に会った時より
確実に強くなっている。なのに何故こんなにも早く勝負がついたかわかるか?」
大神「お主が強くなったのだろう」
ケンイチロウ「違う。確かに俺も強くなったが、俺達が強くなる速さなどそう大して変わらん」
大神「…………」
ケンイチロウ「お前の目が濁ってしまったからだ。そんな目をしていては、俺の拳は見切れまい」
大神「……頼む、ケンイチロウよ。これ以上我を惑わせないでくれ」
ケンイチロウ「俺はお前の父上からも伝言を言付かっている。武人の誇りを忘れるなと」
大神「……!」
ケンイチロウ「さくら。モノクマとやらが、約束を守るという保障はどこにある。
俺達の力は仲間を、それも非力な者を襲うためのものか?」
大神「我は……」
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