201: ◆takaJZRsBc[saga]
2018/02/03(土) 23:54:32.64 ID:YHYwPjoO0
紋土「こ、この……!」
バシィッ!
大和田も反撃に転じるが、その拳は容易く大亜に止められた。
大亜「大の男が周りの目をうじうじ気にしやがって……オメーはオメーだろうが」
紋土「兄貴には……兄貴には俺の気持ちなんてわかんねーよ!!」
大亜「…………。どうやら相当重症みてえだな。いや、弟だと思ってお前のそういう
情けねえ面から俺が今まで目を背けてきただけかもしれねえ」
大亜「来いよ、紋土。泣き言は許さねえ。オメーの不満を今ここで全部ぶつけてみろ」
紋土「いきなり人を殴ったと思えば偉そうなこと言いやがって……言われなくてもやってやらぁ!」
ドガッ! バキッ! ズドンッ! ゴシャッ! グオッ!
ドラえもん「殴り合いを始めちゃったよ……」
のび太「うわあ、ジャイアンがかわいく見える……。やっぱりお兄さんつよいね」
ドラえもん「でも大和田くんも本気になったからやられっぱなしじゃないよ。すごい戦いだ」
三十分後。
紋土「ゼェ……ハァ……ゼェ……ハァ……」
大亜「……ハァ……ハァ」
そこに立っているのは大亜だけだった。紋土は仰向けに倒れている。
紋土「くっそ……やっぱり、勝てねえじゃんか……」
大亜「……泣き言は許さねえって言ったはずだぞ」
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