200: ◆takaJZRsBc[saga]
2018/02/03(土) 23:42:36.81 ID:YHYwPjoO0
◇ ◇ ◇
紋土「なんだよ、兄貴。急に呼び出したりして」
大亜「……紋土、単刀直入に聞く。お前、俺にコンプレックスを持ってんのか?」
紋土「?! な、なんで突然んなこと聞いてくるんだよ……」
大亜「理由なんざどうでもいい。どうなんだ?」
紋土「いや、まあ、その……」
大亜「歯切れが悪りぃな。やっぱりそうなのか」
紋土「だ、だってよ……兄貴はなにやっても俺より上だし、実際俺から見ても
すげえって言うか、ほんとカッコイイ男の中の男って感じだし……」
紋土「……俺じゃ到底敵わねえよ」
大亜「そうか、紋土……歯ァ食いしばれや!」
ドゴォッ!
のび太「あ、ああっ!」
ドラえもん「大和田くんが殴られちゃった!」
紋土「ゲホッ! い、いきなりなにしやがる?!」
大亜「俺は一人前の男としてお前を教育してきたつもりだったが、最後の仕上げが
足りなかったみてぇだな。くだらねえ劣等感なんか持ちやがって」
紋土「くだらねえ? くだらねえだと? 俺が今までどんだけ悩んでたと思ってんだよ?!
偉大な総長の後を継ぐことになって、周りからは弟だから二代目なんだろって
目で見られて……どんだけプレッシャーがあったと思っ……」
ズガァッ!
大亜「……それがくだらねえって言ってんだよ」
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