133: ◆takaJZRsBc[saga]
2018/01/17(水) 22:50:48.08 ID:tukZbStW0
ドラえもん「そうだねぇ。でも、アイドルっていうのは支えてくれるファンあっての
ものだから、あの密閉された空間で説得するのはかなり難しいぞ」
のび太「それでも、やるしかないよ。だって、ぼく舞園さんにひとごろしなんてして
ほしくないもん。あんなさびしそうなかおしてる女の子、ほっとけないや」
ドラえもん「時間はあまりないけど、頑張ろう!」
― 現代・男子トイレ ―
のび太「とりあえず、時間はどのくらいあるの?」
ドラえもん「犯行をタイムテレビで見てみよう」
のび太「場所は倉庫か。時間は夜中の1時くらい……」
ドラえもん「犯行場所と相手が変わっただけで、手口は桑田くんの時と
ほとんど変わってないね。メモで呼び出して包丁でグサリ」
のび太「こんなたんじゅんな手口じゃすぐ霧切さんたちにみやぶられちゃうのに……」
ドラえもん「マズイな……あと半日しかないぞ。まったく策が浮かばない」
のび太「よしっ、もう一回苗木お兄さんに相談に行こう!」
ドラえもん「ちょっと待って。ま、まさか苗木くんに舞園さんが
殺人を企んでるなんて言うつもりじゃないだろうね?!」
のび太「うん、それがいちばんじゃない? 苗木さんならきっととめてくれるよ!」
ドラえもん「ダメだよ! ムチャだ!」
のび太「どうして!」
ドラえもん「多分だけど、苗木くんは舞園さんのことが好きなんだよ?! それなのに
そんなこと伝えたら、頭が真っ白になってすぐに止めに行くよ!」
のび太「それでいいじゃない。それのなにがいけないのさ?」
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