81: ◆L3c45GW7tE[saga]
2018/01/05(金) 23:38:48.93 ID:6rZ5mY140
俺は目の前で無言になったが、いい案が浮かばなかった。
でも六花同様に、大切な友達だから傷を入れたくなかった。
だから口ではない方法なら守れると思った。
丹生谷には昨日の夜に沢山ヒントもらったからな。
これからもずっと友達であってほしいと思う。
その分の恩を返したいと思う。
六花のあれ。ポーズだけでいいんだ。
友達だから分かってくれるよ。甘えてもいいんだよ。
その枠組みの中から俺の訴えたい六花の変化のことを分かっててくれればいい。
でも言葉で伝えるのですら赤く恥ずかしいので。
俺は見るのが恥ずかしくて照れて丹生谷の前から顔だけ反らした。
丹生谷に、
友達だから、
傷つけないように。
手を出して、
そっと…….
……中指を立てた。
丹生谷「はっ?」
勇太「……///」
丹生谷「ぎゃあああああああああああああああああ!!!!!!」
勇太「あああああああああああああああああ!!!!違う!違う!!そっちじゃない!!!」
風鈴「え!?」
丹生谷「ぎゃああああ!!あのね、富樫君が~!」ひそひそひそ
風鈴「えっー…….。ええっ……!!」
勇太「やめろー!」
丹生谷「助けてーーーーーーー!風紀委員の!」
勇太「やめろ!違う!」
勇太「あのな、あのな、落ち着いて事情を聴いてくれ」
丹生谷「きもい!きもい!きもい!きもい!」
風鈴「七ちゃん先生に言うから!」
勇太「違うってだから!あの、六花に赤ちゃんのこと教えただろ!?」
丹生谷「うわっ。話したくないんだけど……」
風鈴「この人自分の立場分かってないよね。六花ちゃんの彼氏だと思ってたのに……」
勇太「やめよう!やめよう!ね!」
風鈴「にぶにぶ!気を付けて!にぶにぶはスタイルがいいから!特に胸!」
丹生谷「ああっ……いやぁ……!!!富樫君そんな人だったの!?」
勇太「俺には六花がいるから大丈夫だって!」
丹生谷「信じらんない……あ、そういえば先週富樫君に襲われそうになったんだ〜!」
風鈴「ええええ!!!うそっ!!六花ちゃんがいるのに!」
勇太「俺は六花を愛してるんだって!本当だから!」
風鈴「にぶにぶ襲われたってどういうこと!!?性犯罪?」
丹生谷「そうそう!なんか私の携帯よこせって急に。興奮気味に胸の中まで手を伸ばしてきて!」
風鈴「ええええええ!!!!」
勇太「違うって!確かに合ってるよ!!確かに合ってるよ!!でもな!」
風鈴「ほら〜!!合ってるって言ったじゃん!!富樫君、もう六花ちゃんに会わせないから!」
丹生谷「うわぁ……。ほら見て見て。私の顔見たりスカート見たり胸見たり富樫君の視線が舐め回してるきもー!!!」
風鈴「にぶにぶのことそこまで大好きなんだ……。もう、許さないんだからぁ!!!」
勇太「してないわ!六花が赤ちゃんのことを知ってて、昨日結婚コクッったときに」
丹生谷「富樫君が告った!?」
風鈴「告った!?なにそれ!!」
勇太「実はさ、俺、六花に結婚しようって告白しました……///」
丹生谷「ええーーーーー!!!!!」
風鈴「ええええええええ!!!!愛しの六花ちゃんが!!!」
勇太「うん。それで話の流れでなぜか赤ちゃんのこと聞いてきて、情報源が丹生谷しか考えられないと思って」
丹生谷「……。あ、もしかして先週のこと?」
風鈴「結婚か。はぁ……とうとう。今夜は早く寝よう」
勇太「そうだそうだ!!!見覚えあるのか!!!?」
丹生谷「初めてに言っとくけどね、先週ね、小鳥遊さんが急に私の家に来て、」
風鈴「ああ、あの話?」
勇太「へっ!?あいつ見えるとこにいたと思うけど?先週か……」
丹生谷「結婚ってどういう意味か教えてほしいって」
勇太「まさか丹生谷お前の悪知恵じゃないよな!!?」
風鈴「にぶにぶはそんなことしないって!そんなラインも分からないの!!?」
丹生谷「違うわよ〜本当に。小鳥遊さんが来て、なんか将来のこと不安だから教えてほしいって。なんでって聞いても、別に……って返されたの。ここは私の予想だけど、やっぱり富樫君ともっといたかったんじゃないの?」
勇太「いつも遊んでます!残念だけどな!毎日トラブルで嫌になってんだぞ!」
風鈴「でも今日の富樫君が言うセリフじゃないよね」
丹生谷「言えてる!」クスクスッ
風鈴「ふふっ」クスクスッ
勇太「やめろ!で、どうなんだよ!どうしたんだよ!」
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