59: ◆L3c45GW7tE[saga]
2018/01/05(金) 23:22:54.23 ID:6rZ5mY140
闇のコートのポケットにその貴重なプレゼントは残っていた。形を確認する。
六花は死んだ。文字通りに死んだ。今の六花は俺に気を遣う遠慮を知った違う六花だ。
記憶はあっても、もう中二病の異世界に対するあのドキドキした気持ちは得られない。
なら死ぬ前の六花と同じぐらいの気持ちをもう一度プロポーズして、新しい六花に、以前の六花の中二病のあのころの全部を凌駕した気持ちと融合させてしまえばいい。
もう一度、最初のプロポーズを六花にする。
大好きって告白する。
六花を、宇宙で一番喜ぶようなデートにしたい!
今日の今から!
勇太「あの……。いいか」
六花「うん……」
勇太「したいことが2つある。まずは普通の俺からでいいか?」
六花「うん」
その顔がすごく喜んでいて俺も嬉しいよ。
勇太「気持ちを確かめる」
六花「うん」
勇太「俺は六花のことが好きだ」
六花「……。うん」
勇太「中二病であってもなくてもお前のこと好きだったけど、でも中二病なお前じゃなきゃダメなんだ」
六花「うん」
勇太「何かあると思う、この先」
六花「うん」
勇太「でもそのたびに守るからな。絶対だぞ。闇の力で跳ね除ける」
六花「ふふっ!うん」
勇太「隠してたことがある。強がってごめん。橋のルート途中道が分かんなくなった」
六花「うん。あのときのゆうたは怖くて話しかけにくかった」
勇太「ごめん」
六花「でも今のゆうたは優しい。ゆうただからここまで来れた」
勇太「ありがとう。言いたい」
六花「うん」
勇太「浮気は絶対しない。六花の悲しむ選択肢を選びたくない」
六花「うん」
勇太「富樫家として責任とる。小鳥遊家を守る」
六花「嬉しい」
勇太「うん。俺は普段完璧じゃないけど、でも愛したいって気持ちは本当だから」
六花「うん」
勇太「その愛で強くなって、いつかはどこまでも行けると思う」
六花「うん」
勇太「だから……」
六花「……」
勇太「次、どうぞ」
六花「あ、」
勇太「うん!」
六花「私は……あのとき、全部言っちゃった。携帯のとき自由に話せるってドキドキしたとか。忘れたなら言うよ?」
勇太「ははっ。すでに共鳴してる!大丈夫!」
六花「あの!」
勇太「うん」
六花「ゆうたが好き。ダークフレイムマスターの中二病のゆうたが好き。私も同じ気持ち。今の優しいゆうたと同じぐらい好き」
勇太「ありがとう。うん」
六花「あ!あの、ごめんよりありがとうだよね。世界書き換えてくれてありがとう嬉しい!」
勇太「うんっ。六花のためだから」
六花「ゆうた……!やっぱり私もゆうたがいい!!」
勇太「……。照れる!」
六花「ゆうたの照れた顔も大好き!」
勇太「おちょくるなって!」
六花「私は……色々とドジでバカだけど、それでもいい?」
勇太「当たり前だろ!闇の力で背を合わせて戦おう!一緒に世界変えようぜ!邪王心眼!」
六花「くすっ!ぷふふっ!さっき完璧じゃないって!もう笑ったじゃん!」
勇太「ごめんごめん!」
六花「そんなゆうたが好きです」
勇太「……。うん、ありがとう。……俺も六花が好きです」
六花「あ……ありがとう。なんかドキドキして急に怖くなってきた」
勇太「今日からずっと一緒だ!」
六花「ゆうた。信じてる!ずっと離さない!」
勇太「世界の果てまで一緒に渡るぞ!!」
六花「ゆうた!」
勇太「六花!」
六花「……」
勇太「……」
六花「……。終わった」
勇太「……。分かった。よし」
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