40: ◆nvIvS/Qwrg[saga]
2018/01/04(木) 17:25:15.83 ID:vmi3algl0
「荷物か」
「うん、ペパロニからだ。丁度いいや、今夜はこれにしよっか」
鮭だ。
41: ◆nvIvS/Qwrg[saga]
2018/01/04(木) 17:26:00.78 ID:vmi3algl0
箱を片付けようとして伝票が目に留まった。よく見たら宛名が『アン斎千代美様』になっている。何て書こうとしたのか容易に想像できて吹き出した。
この伝票、取っておこう。なんか勿体無くて捨てられないんだよな、こういうの。
私が笑ったのを見て、まほが何事かと覗き込んできたので伝票を見せてやる。それでまた、二人で笑った。
42: ◆nvIvS/Qwrg[saga]
2018/01/04(木) 17:26:58.01 ID:vmi3algl0
「配達屋なあ」
「ほんと、雪の中よく来てくれたよ」
「ああいうのが好みなのか」
43: ◆nvIvS/Qwrg[saga]
2018/01/04(木) 17:28:07.51 ID:vmi3algl0
「や、やめろ、魚臭いぞ千代美」
「魚食べたいって言ってただろー」
「そういう意味じゃなくて、うわっ」
44: ◆nvIvS/Qwrg[saga]
2018/01/04(木) 17:29:29.54 ID:vmi3algl0
「どこにも行かないから安心しろよ」
「分かってる」
「本当かなあ」
45: ◆nvIvS/Qwrg[saga]
2018/01/04(木) 17:30:38.78 ID:vmi3algl0
「しかし千代美、冗談じゃなく魚臭いぞ」
全く、雰囲気も何もあったもんじゃない。でも確かに、鮭いじってる途中だったもんな。言わせて貰うなら、まほも十分魚臭い。
46: ◆nvIvS/Qwrg[saga]
2018/01/04(木) 17:32:35.79 ID:vmi3algl0
「あの」
声。まほのものでも、私のものでもない声。
はっとなり振り返ると、にやけ顔のダージリンが立っていた。あの、えっと、こんばんわ。
47:名無しNIPPER[sage]
2018/01/04(木) 17:35:35.49 ID:99vaNSz4o
うーん
YOYOYO
48: ◆nvIvS/Qwrg[saga]
2018/01/04(木) 18:01:39.36 ID:vmi3algl0
こんな感じで視点を変えながら甘ったるいものを書いていくつもりです
よろしければお付き合いをお願いします
49: ◆nvIvS/Qwrg[saga]
2018/01/04(木) 20:00:21.61 ID:vmi3algl0
>>47
ありがとうございます
231Res/91.13 KB
↑[8] 前[4] 次[6]
書[5]
板[3] 1-[1] l20