35: ◆nvIvS/Qwrg[saga]
2018/01/04(木) 12:22:44.12 ID:vmi3algl0
「コーヒーおかわり」
「はいはい」
粉とお湯だけなのに、何故かまほはコーヒーを淹れるのが下手だ。いつの間にか、それは私の仕事になっていた。
36: ◆nvIvS/Qwrg[saga]
2018/01/04(木) 12:24:32.12 ID:vmi3algl0
「何か食べたい物あるか」
「んん、魚」
「おっけー」
37:名無しNIPPER[sage]
2018/01/04(木) 15:31:54.20 ID:99vaNSz4o
合いの手が入れ温くなっちった…
38: ◆nvIvS/Qwrg[saga]
2018/01/04(木) 17:23:24.93 ID:vmi3algl0
>>37
すみません
39: ◆nvIvS/Qwrg[saga]
2018/01/04(木) 17:24:17.41 ID:vmi3algl0
【千代美(後)】
時刻は十八時を少し回ったところ。さすが時間に正確だ。
40: ◆nvIvS/Qwrg[saga]
2018/01/04(木) 17:25:15.83 ID:vmi3algl0
「荷物か」
「うん、ペパロニからだ。丁度いいや、今夜はこれにしよっか」
鮭だ。
41: ◆nvIvS/Qwrg[saga]
2018/01/04(木) 17:26:00.78 ID:vmi3algl0
箱を片付けようとして伝票が目に留まった。よく見たら宛名が『アン斎千代美様』になっている。何て書こうとしたのか容易に想像できて吹き出した。
この伝票、取っておこう。なんか勿体無くて捨てられないんだよな、こういうの。
私が笑ったのを見て、まほが何事かと覗き込んできたので伝票を見せてやる。それでまた、二人で笑った。
42: ◆nvIvS/Qwrg[saga]
2018/01/04(木) 17:26:58.01 ID:vmi3algl0
「配達屋なあ」
「ほんと、雪の中よく来てくれたよ」
「ああいうのが好みなのか」
43: ◆nvIvS/Qwrg[saga]
2018/01/04(木) 17:28:07.51 ID:vmi3algl0
「や、やめろ、魚臭いぞ千代美」
「魚食べたいって言ってただろー」
「そういう意味じゃなくて、うわっ」
44: ◆nvIvS/Qwrg[saga]
2018/01/04(木) 17:29:29.54 ID:vmi3algl0
「どこにも行かないから安心しろよ」
「分かってる」
「本当かなあ」
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