35: ◆nvIvS/Qwrg[saga]
2018/01/04(木) 12:22:44.12 ID:vmi3algl0
「コーヒーおかわり」
「はいはい」
粉とお湯だけなのに、何故かまほはコーヒーを淹れるのが下手だ。いつの間にか、それは私の仕事になっていた。
砂糖は無し、ミルクは多め。それがまほの好み。二人だけの常識がこうやって、少しずつ増えていく。コーヒーを淹れるだけなのに顔が綻ぶ。
だけど、時間的にぼちぼち夕飯の支度もしないとな。時計は十八時を少し回ったところ。支度を始めるには遅いくらいだ。
まあ、ご飯はタイマーのお陰で炊けてるので、簡単なおかずを作るだけでいい。何にしようか。エプロンを着けながら考える。
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