192: ◆nvIvS/Qwrg[saga]
2018/01/12(金) 19:34:57.00 ID:kta593FJ0
「今朝のサンドイッチね、あまり美味しくなかった」
頭に血が上るのを感じる。こいつは一体何を言い出すんだ。
咄嗟にミカの胸倉を掴もうとしたが、ダージリンに制された。
「怒らないで、って言われたでしょう。私の家で暴れるのはカチューシャだけで沢山だわ」
そう言われると、立つ瀬が無い。
拳を握り、耐え、詫びた。
「すまん」
「いや、私も言い方が悪かったね。不味いと言っている訳じゃないんだ」
美味しいことは美味しいんだけど、とミカは何か良い言い回しを探しているようだった。
それは、もしかして。
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