130: ◆nvIvS/Qwrg[saga]
2018/01/09(火) 18:45:11.31 ID:2nj3AKZj0
>>129
そういうのもあるんですね。投下できる場所をここしか知らなかったもので…すみません
自分の中で踏ん切りが付いたら投下する、かも知れません
確かな事が言えなくてごめんなさい
131: ◆nvIvS/Qwrg[saga]
2018/01/09(火) 21:29:03.43 ID:2nj3AKZj0
【千代美】
まほと本屋デートなんて夢みたいだ。
彼女が本屋に足を向ける事は滅多に無い。そもそも彼女には読書の習慣があんまり無い。気が向いた時に私の薦めた本を読む程度で、そのほかは雑誌が精々だ。
132: ◆nvIvS/Qwrg[saga]
2018/01/09(火) 21:30:01.01 ID:2nj3AKZj0
「さて、ブックカバーはどこかな」
言って、売り場を探すまほ。
ああ、まほの買い物ってこうなんだよな。目的の物に直行して、ぱっと買っておしまい。ひたすら簡潔。
133: ◆nvIvS/Qwrg[saga]
2018/01/09(火) 21:31:08.95 ID:2nj3AKZj0
「ここじゃないか」
「え、あ、うん」
「どうした」
134: ◆nvIvS/Qwrg[saga]
2018/01/09(火) 21:32:28.79 ID:2nj3AKZj0
「千代美、あの」
「んー、布で、紐の栞が付いてて、フリーサイズのが良いなあ」
ある程度のヒントと言うか希望を伝えて、最後に柄は任せるよ、と締めくくる。
135: ◆nvIvS/Qwrg[saga]
2018/01/09(火) 21:33:25.64 ID:2nj3AKZj0
「うーん」
「決まらないか」
「いや、候補は絞った」
136: ◆nvIvS/Qwrg[saga]
2018/01/09(火) 21:34:39.08 ID:2nj3AKZj0
「こっちがいい」
和柄。確かに和柄のカバーは恋愛小説には合わないけど、まほがピンと来たならそっちで決まりだ。
ちゃんとフリーサイズだし、紐の栞も付いている。完璧だ。
137: ◆nvIvS/Qwrg[saga]
2018/01/09(火) 21:37:50.73 ID:2nj3AKZj0
fsm.vip2ch.com
参考
138: ◆nvIvS/Qwrg[saga]
2018/01/09(火) 21:41:07.94 ID:2nj3AKZj0
【まほ】
本屋を出て、スタバに寄る。
スターリン・バックス。略してスタバ。カチューシャとかがよく屯している店だ。
139: ◆nvIvS/Qwrg[saga]
2018/01/09(火) 21:41:55.42 ID:2nj3AKZj0
まあトッピングだ何だで長々とした名前の注文も出来るようだが、よく分からないのでやらない。カウンターの様子を見ていると、そういう注文は作るのに時間も掛かるようだ。
短い注文をすれば早く済むので、私はそちらの方が有り難い。ミルクも自分で入れる。
カチューシャなんかは盛り盛りにして楽しんでいるようだが。
140: ◆nvIvS/Qwrg[saga]
2018/01/09(火) 21:43:03.73 ID:2nj3AKZj0
「はいミルク」
「ん」
コーヒーにミルクを足し、口を付ける。うーん。
231Res/91.13 KB
↑[8] 前[4] 次[6]
書[5]
板[3] 1-[1] l20