140: ◆nvIvS/Qwrg[saga]
2018/01/09(火) 21:43:03.73 ID:2nj3AKZj0
「はいミルク」
「ん」
コーヒーにミルクを足し、口を付ける。うーん。
不味い訳ではない。美味しくないと言うのも違う。美味しいことは美味しいのだが、何というのだろう、これは。
「『違う』」
「それだ」
普段、千代美が淹れたコーヒーばかりを美味い美味いと飲んでいるせいで、他の味を『他の味』と認識するようになってしまったのか。
流石に千代美のコーヒーが店より美味いということは無いと思うが、自信が無い。他のコーヒーを飲むとまず最初に『千代美のと違う』という違和感を覚えるようになってしまったようだ。
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