ありす「飛鳥さん、そんなに飲んだら……」飛鳥「問題ないよ」
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20:名無しNIPPER[saga]
2017/12/30(土) 11:38:17.21 ID:SazbjVkr0

 そうと決まれば、早急にとりかからねばならないな。

 しかし、どうする? あの上で寝てしまってはビシャビシャになってしまう。

 手持ちには、ハンドタオルが3枚。それと、もう役に立つ気もしないけど制汗剤。

 拭くだけ拭くか? ……いや、それはリスキーだな。

 ありすには飲み物を飲むと言っているんだ。あまり大きな行動をしてしまうと、今度こそしっかり起きてしまうかもしれない。

 となると……布団だけかぶせてベッドの脇で寝るか、或いは徹夜をするか。

 ……両方厳しいな。

 前者であれば掛け布団が欲しい所だが、掛け布団を取ってしまってはあのシーツが露わになってしまう。後者も現実的ではないな。明日も仕事があるんだし。

 そもそも、ボクが布団にいなかったらありすは不審に思うだろう。それに加えてあの暴力的なアンモニア、どうなるかは目に見えているね。

 これは困ったな。

 大体、臭いを抑えるための制汗剤だってスプレーだ。いつもは意識していないけれど、この漆黒のセカイにスプレーの音は大きすぎる。

 タオルでふき取るのもだめ、制汗剤で消臭を図ることすら厳しい……か。

 やれやれ、どうしたものかな。
 


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