ありす「飛鳥さん、そんなに飲んだら……」飛鳥「問題ないよ」
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21:名無しNIPPER[saga]
2017/12/30(土) 11:39:54.85 ID:SazbjVkr0

 時刻は午前2時30分。いくらなんでも、フロントに行くには早すぎるね。

 あまり長い時間トイレにこもっているのも得策ではないだろうな。早いとこ何か思いつけばいいのだが……。


 ……吸いだすか。


 ……あまり馬鹿な事を考えるのはよそう。時間の無駄だ。

 だが、そうでもしなければ、あの上で寝ることなど不可能だ。

 臭いをどうにかしつつ、濡れないように布団で寝る方法……。


 ――はっ!


 フフフフフ……これはいける、これはいけるぞ。
 
 まずは、タオル三枚に制汗スプレーを塗す。っ、かなり音が大きいね。タオルで押さえつけるようにして……よし、これで大分抑えられたな。

 これで、タオルに匂いが着いただろう。うん、中々いい匂いだ。

 そして、トイレから出て……ありすは寝ているか。まあ、今となってはもう関係ないけどね、フフッ。

 そして、先程匂いをつけたタオルをシーツの上に配置する。ど、どうだ……? 
 
 ……勝った。

 あれだけ気になっていた臭いが大分マシになった。

 厚手のタオルで助かったよ。ふぅ、久方ぶりの布団だな。うん、暖かいし、タオルのおかげであまり湿っぽさも感じないな。

 後は、ありすよりも早起きして、フロントに行けば大丈夫だ。

 タイマーは6時でいいかな。1時間もあれば、話をつけるには充分だ。

 ……些か疲れたな。何にしても、どうにかなって本当に良かった。

 散々な目に遭ったけど、夢くらいは、優しいものを見られるといいな。



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