581: ◆vVnRDWXUNzh3[sage saga]
2018/08/11(土) 23:15:21.98 ID:uxo1vhXg0
本当に、鮮やかな移り変わりようだった。
(,,゚Д゚)(*゚ー゚)
(,,;゚Д゚)(*;゚ー゚)
(,,B゚Д゚)(*B゚ー゚)
肌色から、イースターエッグの配色として使われても違和感がないほど真っ青に、ついで剥きたてほやほやの茹で卵の表面の如く真っ白に。さながらアニメイション映画の登場人物のように二人の顔色が変化していく様はどこかコミカルで、二人には大変悪いと思いながら正直笑いをこらえるのに苦労した。
「少尉?えぇと、指示はどのように」
( T)「……おいギコ、どうした?」
(,,;゚Д゚)「いや、その……だな……」
(´<_` )「鈴谷、日向さん起こしてくれ!」
「チィーッス……ってうわっ!想像してた以上に滅茶苦茶じゃん……」
ギコさん達が硬直している間にも、自衛隊の増援は着々と戦力の展開を始める。双子と思われるその兵士達のすぐ後に鈴谷──勿論私たちの鎮守府とは別の子だ──が顔を出し、市街地の光景に眼を見開いた。
「七警があった方も煙上がってる……加賀さん、大丈夫かな……」
(´<_` )「大洗鎮守府からウチの加賀は無事保護されたと報告があった。小破状態であっちの明石から修繕を施されてる最中だそうだ、安心しろ」
( ´_ゝ`)「電ちゃんと暁ちゃんは対空警戒を厳に!敵機来襲時は俺たちや提督の指示を待たず速やかに射撃を開始するように!弟者、あちらさんの指揮官を叔父者のところに案内しといてくれ!」
「なのです!」
「了解……って、れでぃなんだからちゃん付けなんてしないでよ!」
(´<_` )「はいはい、れでぃれでぃ。
で、アレが噂の国連海軍………と……」
(゜<_゜ )
弟者と呼ばれた士官が此方を向き、指揮をしている人物を探そうとしたか私たちの列を見回す。その目線がギコさんとしぃさんのところに達したと同時に、糸のように細かった彼の両目が見開かれる。
手から89式小銃が滑り落ち、足下に落下してガチャンと音を立てた。
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