晶葉「できたぞ助手! アイドルがどんな暗示にもかかってしまうスイッチだ!」
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4:名無しNIPPER[saga]
2017/12/27(水) 11:31:57.88 ID:6dMOfYBX0
晶葉「なるほど。これがイチャイチャなのか」ニギニギ

凛「いや違うでしょ」

P「違うのか?」ニギニギ

凛「ぜんぜん違う。イチャイチャっていうのはこう、もっとベタベタしてて、見てる方が不快になるくらいドロ甘いやつだから。手をつなぐくらいじゃぬるいよ」

晶葉「ではどうすれば?」

凛「とりあえずキスかな」

美嘉「き、きききキス!? 凛、それはいくらなんでも……!」

凛「処女ヶ崎先輩は静かにしてて。ここでハードルを上げておけば後の実験で色々やりやすくなるんだから」

P「アドバイザー同士で相談しているところ悪いが、キスはダメだろキスは。アイドルとプロデューサーなんだから越えてはならん一線というものがあってだな」

凛「酒の席で酔っ払ってアイドルとキスしまくったプロデューサーそんな抗議が出るとは思わなかった」

P「冴え渡る言論の燕返しに拙者の心が真っ二つ」

晶葉「凛、私にはイチャイチャの作法とやらはわからんが、そもそもキスというのはイチャイチャを超える行為ではないだろうか?」

美嘉「そうだよ、キスはダメだって、キスは。それに初心者なんだからもっとこう、段階を踏んで……まずはナデナデからでいいんじゃないかな!」

凛(この程度でヘタれるとは……やはりLiPPSの中でも最弱……キスごときにビビるとはカリスマギャルの面汚しよ……)

P「ナデナデ? 頭を撫でればいいのか?」

美嘉「そう! それとハグもね! うん、そうしよう! というわけで晶葉ちゃんはプロデューサーに抱きついて、プロデューサーは晶葉ちゃんの頭をなでる! 完璧なイチャイチャだよ!」

晶葉「抱きついて?」

P「頭を撫でる?」

美嘉「そうそう。とりあえずやってみてよ★」

凛(あとでアタシもやってもらうからさ、とか考えてるんだろうな)

P「こうして」

晶葉「こうか」

凛「うん、そうだね。晶葉の頭を撫でる優しい手つき。プロデューサーのスーツをきゅっと握る細い指。まあまあのイチャイチャだね。この感情を熱量に変換するスイッチがあるなら、私はいますぐお風呂を沸かせるよ」

美嘉「二人ともやればできるじゃん。というわけで次はアタシがプロデューサーと――」

P「だが待ってほしい。これは本当にイチャイチャなのだろうか」

美嘉「え?」

晶葉「そうだな。これはイチャイチャではないな」

凛「は?」

P「いや、だってなあ」

晶葉「うむ。私たちは誰かとイチャイチャしたことはないが、こういった肉体的な接触は日常的に行っている。イチャイチャをしたことがない私たちがしたことのある行動はイチャイチャではない。証明終わり」

美嘉「それ……日常的にしてるの? 抱き合って、ナデナデしてるの?」

P「それほどの頻度じゃないけどな」

晶葉「そうだな、思い返せばそんなにしてないな。留美さんが厳選したねこ動画を見るときくらいか」

凛「詳しく」

P「言葉では説明しづらい……あ、そういえば新しいヤツを留美さんから受け取ってたな。ついでに見るか」

晶葉「百聞は一見にしかずというし、そのほうが早いだろう」


 ――動画準備中


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