ハルヒ「キョンTUEEEEEEEEEEEE!!!!!!!!!!!!」 キョン「驚愕、だな」
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7:名無しNIPPER
2017/12/26(火) 20:45:12.23 ID:GXOAnNaz0

キョン「……開けた、ってことは、佐々木お前が……?」

佐々木「結果的にはね。こんなに上手くいくなんて普通ならありえないよ」

佐々木「無限に広がる時間軸、空間軸から特定の、キミがいる異空間をこじ開けられるなんて最早確率では説明できない」

佐々木「いくら僕の『力』とは言え、ここでは万全でないし万能ではないからね」

キョン「あぁ、そうだったな。こっちのお前の力はハルヒの『力』が元だもんな」

佐々木「だから、運命とか奇跡と言った方が適切なのかもしれない。随分ロマンチックに聞こえるけどね」

ハルヒ「ホントホント! 声だけ聞こえるもんだから、とりあえず校内一瞬で回っちゃったわよ」

朝比奈「残像が見えた気がします……」

キョン「…………」

長門「……皆、あなたのことを助けたかった」

キョン「長門…………ああ、身に染みているよ。みんな!」

キョン「……助けてくれて、俺の声を聞いてくれて……本当に!」

キョン「ありがとう!!」ペコ

ハルヒ「……ふん。あったり前よ! なんてったってあんたとの再会はSOS団の至上目的なんだからね!」

朝比奈「はい!」

長門「……よかった」

古泉「当然のことをしたまでです。尤も、一番の功労者は―――」

佐々木「みんな自分の出来ることを精一杯やった、一番なんてないさ」

古泉「……ええ、仰る通りです」

キョン「おい、ハルヒ。さっきの詳しく聞かせろの件だけどな……」コソコソ

ハルヒ「ちゃんとそれも覚えてんのね……まぁいいわ、聞かせてあげ―――」

佐々木「二人なら、どんな世界でも寂しくないと思うんだけど、どうだい?」

キョン・ハルヒ「「とんでもない。すいませんでした」」


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