鶏肉「お兄ちゃん!クリスマスだよ!」
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5: ◆AP6PG/QW.rrP[saga]
2017/12/24(日) 18:54:29.94 ID:57/Pclej0
フライパン「あーあ…何やってるんだろ僕…」

フライパン「ただお兄ちゃんに使って欲しかっただけなのに…」

フライパン「他の子が来たからって僕のこと使わなくなるなんてそんなわけ無いのに…」
以下略 AAS



6: ◆AP6PG/QW.rrP[saga]
2017/12/24(日) 18:59:09.42 ID:57/Pclej0
男「聞こえたよ」

フライパン「え?」

男「僕には聞こえたよ…君の声…」
以下略 AAS



7: ◆AP6PG/QW.rrP[saga]
2017/12/24(日) 19:09:06.95 ID:57/Pclej0
鶏肉をオーブン焼きにするとき、もしもオーブンが無ければ、鍋で茹でた後にそこの深いフライパンで焼くとオーブン焼きのようになる。
友人にその事を聞いた僕はフライパンを求めてバザーに出向いた。
彼女に出会ったのはそんな日の事だった。

彼女を初めて見たとき、僕に電流が走った。
以下略 AAS



8: ◆AP6PG/QW.rrP[saga]
2017/12/24(日) 19:21:08.64 ID:57/Pclej0
彼女を購入した時、売っていたお兄さんがこちらをずっと見ていたように感じたが、今日はそんな気分じゃなかったから帰ることにした。

男「ただいま」

鶏肉「おかえりなさい!お兄ちゃん♪」
以下略 AAS



9: ◆AP6PG/QW.rrP[saga]
2017/12/24(日) 19:31:47.56 ID:57/Pclej0
ポリ袋に入れるとしっかりと揉みほぐす。ここで砂糖が染み込むように、肉が潰れないようにゆっくりと揉んでいく。

サトウ「そんな事言って…」

鶏肉「やめっ…そんなとこっ…揉まないで…」
以下略 AAS



10: ◆AP6PG/QW.rrP[saga]
2017/12/24(日) 19:47:10.93 ID:57/Pclej0
鶏肉「ふ…ふぇ…ごめんなさい…ごめんなさい…」

鶏肉「ごめんなさい…お兄ちゃん…ごめんなさい…」

鍋「どうしたの?」
以下略 AAS



11: ◆AP6PG/QW.rrP[saga]
2017/12/24(日) 20:01:52.24 ID:57/Pclej0
茹で上がれば普段なら完成だが、今日はクリスマスらしくオーブン焼き風にしたい。そこで僕は秘密兵器を取り出した。

そう、バザーで見つけた素敵なフライパンだ。

すでにフライパンの汚れは落とし、よく拭いた後油を染み込ませている。
以下略 AAS



12: ◆AP6PG/QW.rrP[saga]
2017/12/24(日) 20:10:27.24 ID:57/Pclej0
フライパン「でもね…君を見ていて思ったんだ…」

鶏肉「えっ?」

フライパン「僕と同じで拾われた癖に頑張る君を…いつの間にか僕と重ねているんだ…」
以下略 AAS



13: ◆AP6PG/QW.rrP[saga]
2017/12/24(日) 20:16:36.05 ID:57/Pclej0
フライパン「…っ!なっ!なら!」
フライパン「僕はどうしたらいいの!」

鶏肉「笑えよ!」

以下略 AAS



14: ◆AP6PG/QW.rrP[saga]
2017/12/24(日) 20:21:57.53 ID:57/Pclej0
男「はっ…はふ…」

男「ん…んん…」

男「ん…んまっ…あー」
以下略 AAS



15: ◆AP6PG/QW.rrP[saga]
2017/12/24(日) 20:26:20.85 ID:57/Pclej0
本当に何書いてるんだろ俺?
これにて完結です。
皆さんもチキンを食べて良いクリスマスを!

1作目 「鶏丼」 男「だ…だめっ!」
以下略 AAS



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