【ミリマス群像劇】最上静香「アイネ・クライネ・ナハトムジーク」
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54: ◆17z5a1JMEs[saga]
2017/12/24(日) 03:24:26.36 ID:tCiOWLnR0

お互いの共通の趣味の話題で場は温まった。
いよいよ話を切り出す時だと百合子は心のうちで決意をする。実は今日は番組の収録前に杏奈ちゃんに聞いておきたいことがあって、杏奈ちゃんの好きなこのゲームセンターに来てもらったのだ。好きな場所で、温まった空気の中でさらっと答えてほしいことがあった。

百合子「あのさ、杏奈ちゃん、ここ最近のスポーツバラエティのことなんだけど、もしかして私の――」

私の携帯に着信がある。せっかく作ったチャンスなのに、とディスプレイを見るとそこにはこのみさんの名前がある。

百合子「もしもし、七尾百合子です。え、やっぱり直接現場に向かう?わかりました。私と杏奈ちゃんも今から向かいます。はい」

杏奈「百合子さん、このみさん直接行くの?」

百合子「うん。私たちもそろそろ行こっか」

百合子は名残惜しそうにゲームセンターを後にした。
「19時以降、小学生以下は保護者同伴でも入店をお断りしています」の張り紙が何故か目に留まった。




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