【ミリマス群像劇】最上静香「アイネ・クライネ・ナハトムジーク」
1- 20
49: ◆17z5a1JMEs[saga]
2017/12/24(日) 03:21:34.15 ID:tCiOWLnR0

貴音「そうですね。静香が理由を話さない以上深刻で、解決し難い悩みであると推定することはできますが、これ以上は誰であっても難しいでしょう」

未来「そんな……」

貴音さんならもしかしたらと思ったのにと、未来が落胆の声を上げる

貴音「ですが律子ならあるいは……」

翼「え?律子さん?律子さんならわかるかもしれないんですか?」

翼の中でこの件から律子は一番遠いところにいる存在だった。だからその名前が挙がったことに意外だと声を上げる

貴音「そうです。数々の悩みに答えてきた律子なら答えにたどり着くやもしれません。仮にたどり着けなくとも、何か打開策を提案してくれるはずです。2人の目的は究極的には悩みの原因を知ることではなく、静香を元気にすることなのですから、それでも問題はないはずです。」

未来「じゃあ、早速電話を……」

未来は携帯に手を掛ける。

貴音「いえ、少し待ってください。静香の性格からして裏でこそこそと動かれることを嫌うのではありませんか?例えば律子が直接静香に原因を尋ねるなどということも想定できます。そうなると静香はその行動を2人と結びつける可能性があります」

翼「じゃあ、どうすればいいんですか?」

貴音「これですよ。」

貴音は律子の机から用箋をむしり取る




<<前のレス[*]次のレス[#]>>
121Res/164.33 KB
↑[8] 前[4] 次[6] 書[5] 板[3] 1-[1] l20




VIPサービス増築中!
携帯うpろだ|隙間うpろだ
Powered By VIPservice