【ミリマス群像劇】最上静香「アイネ・クライネ・ナハトムジーク」
1- 20
47: ◆17z5a1JMEs[saga]
2017/12/24(日) 03:20:38.32 ID:tCiOWLnR0

5 〜クリスマスから一週間前〜

未来「貴音さん、静香ちゃんの元気がありません!」

貴音「なんと、そうなのですか?」

翼「他人事じゃありませんよ。貴音さんの責任問題ですよ!」

貴音「はて?私、知らぬ間になにかしてしまいましたか?」

事務所に未来と翼の喚き声が響く。 
貴音はというとまるで死体の第一発見者であったがためだけに、無能な刑事に疑われる容疑者のように困惑している。探偵はいないのか?とすがるように部屋の中を見渡すが、あいにく皆出払っている。

未来「してしまいましたかじゃありません貴音さん!」

翼「大切なのは想像力ですよ貴音さん!」

貴音「そういわれましても。何かヒントをいただけませんか。情報が少なすぎてなんのことやら」

未来と翼の2人は、「どうする?どこまで話す?」「情報を与えすぎちゃうと、優位に立てないよ」と顔を見合わせ相談する。そして未来が重々しい口を開く

未来「実は3人で星を見た日から静香ちゃんなんだか元気がなくて。」

翼「貴音さんの過去を見れるって話が原因ですって、絶対!」

貴音「はあ、そういうことですか。ですが待ってください2人とも。なぜ私の話が原因で静香が気落ちするのですか?」

貴音のもっともな指摘に未来と翼の2人はまたまた顔を見合わせる。
「どこまで話す?もう全部話しちゃったけど」「勢いだよ。勢いで押し切るしかないよ」
今度は挑みかかるように勢いよく未来が口を開く

未来「なぜわからないんですか貴音さん!」

翼「頑張って考えてください貴音さん!」




<<前のレス[*]次のレス[#]>>
121Res/164.33 KB
↑[8] 前[4] 次[6] 書[5] 板[3] 1-[1] l20




VIPサービス増築中!
携帯うpろだ|隙間うpろだ
Powered By VIPservice