1: ◆TOYOUsnVr.[saga]
2017/12/24(日) 02:10:04.21 ID:lFEhVh8y0
背後に気配を感じて、イヤホンを耳から外した。
ソファに体を預け、反り返るようにして後ろを見やる。
そこには、私の座るソファに肘をかけて身を乗り出しているプロデューサーがいて、期せずして私たちは至近距離で見つめ合う形となった。
「気、抜き過ぎじゃないの」
彼は呆れたように笑って、そう言う。
返事の代わりにソファの右側に詰めて座り直して、空いた場所を視線で示すと、彼はそこに腰掛けた。
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