139: ◆GoPzFNH1CI[saga]
2018/12/02(日) 02:28:07.28 ID:Ip2n0Icw0
時間に余裕はありませんでした。
姫級になると思考能力も高度になり、今までの常識が通じないことがあります。
こちらを狙って進路を変えてくることも十分に考えられたのです。
140: ◆GoPzFNH1CI[saga]
2018/12/02(日) 02:33:41.58 ID:Ip2n0Icw0
増援が来るまで、時間を稼ぎに稼いで、なんとか外洋まで押し返すことには成功しましたが――
不覚にも、直撃弾を受けてしまいましてね。
141: ◆GoPzFNH1CI[saga]
2018/12/02(日) 02:38:40.01 ID:Ip2n0Icw0
そもそも一生残る後遺症というわけではないんですよ。
何回か手術とリハビリを繰り返せば、日常生活は問題なくできるとのことなので。
それまでは、鎮守府の諸々の雑用をこなさせてもらってます。
142: ◆GoPzFNH1CI[saga]
2018/12/02(日) 02:45:08.60 ID:Ip2n0Icw0
まあ、そんなことがありまして。
加賀さんと翔鶴は鍛錬を重ねて、この鎮守府を守ってくれてます。
2人とも、昔の私より実力は全然上なんですけど、何かと気遣ってくれて面はゆいですね。
143: ◆GoPzFNH1CI[saga]
2018/12/02(日) 02:48:22.65 ID:Ip2n0Icw0
鳳翔さんは、普段は出撃せずに、機動部隊の演習を指揮してくれてます。
妖精さんが撃墜されると、命を失うことはない代わりに、今までの経験の記憶がなくなってしまいます。
つまり、今まで磨いた操縦技術――熟練度が失われることになります。
144: ◆GoPzFNH1CI[saga]
2018/12/02(日) 02:50:06.01 ID:Ip2n0Icw0
赤城「――加賀さんが瑞鶴に言わなかったのは、戦えなかった自分に、まだ責任を感じているからかもしれませんね」
赤城「問題なのは加賀さんの練度ではなく、ただ時期が悪かっただけで。私も何度も言ってるんですけど」
145: ◆GoPzFNH1CI[saga]
2018/12/02(日) 02:51:28.57 ID:Ip2n0Icw0
赤城「あら、そんなことありませんよ、瑞鶴」
瑞鶴「え?」
146: ◆GoPzFNH1CI[saga]
2018/12/02(日) 02:52:43.56 ID:Ip2n0Icw0
赤城「さっき、家事の手伝いに来てくれていると言ったけれど――」
赤城「ただ最近は、その手伝いの頻度も上がってきていてね。疲れがたまってるのに無理しないでください、って何度も言ったんですが」
147: ◆GoPzFNH1CI[saga]
2018/12/02(日) 02:55:36.66 ID:Ip2n0Icw0
赤城「さて、修復は終わっているので、もう退院して大丈夫ですよ。加賀さんを連れて行ってあげてね」
瑞鶴「え、連れて行く?」
148: ◆GoPzFNH1CI[saga]
2018/12/02(日) 03:00:28.67 ID:Ip2n0Icw0
☆
149: ◆GoPzFNH1CI[saga]
2018/12/02(日) 03:02:17.79 ID:Ip2n0Icw0
翔鶴「ず゛い゛か゛く゛!゛!゛ よ゛か゛っ゛た゛!゛!゛ び゛ぇ゛ぇ゛え゛え゛え゛え゛!゛!゛!゛!゛」
瑞鶴「ちょ、翔鶴姉! 大げさだよ」
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