139: ◆GoPzFNH1CI[saga]
2018/12/02(日) 02:28:07.28 ID:Ip2n0Icw0
時間に余裕はありませんでした。
姫級になると思考能力も高度になり、今までの常識が通じないことがあります。
こちらを狙って進路を変えてくることも十分に考えられたのです。
そうなると私たちの演習用装備では、艦隊を守り切れません。
加賀さんも翔鶴も、「自分も戦う」と申し出ましたが――鳳翔さんが許しませんでした。
正規空母とはいえ練度の低いまま姫と対峙するのは、流石に相手が悪すぎます。
――その2人ですか?
鳳翔さんの剣幕に押されて、先に帰投しましたよ。不承不承、ではありましたが。
帰ることも、大切な仕事なんですけどね。
提督を説得して、私と鳳翔さん、神通さん、秋雲さんで救援に向かいました。
艦戦隊は上空直掩に専念。
砲雷撃は最大射程で行い肉薄は厳禁、絶対に深追いしない……という条件付きで。
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