36:名無しNIPPER[saga]
2017/12/24(日) 19:50:09.90 ID:q3nwKlWao
銀「お客さーん、こってますねー」モミモミ
シアツ、グッグッ
千景「……」
千景(……いい……)ホゥ…
銀「首と肩の付け根辺りを揉み解すと肩は大分楽になるんですよ。痛かったら言ってくださいね」コリコリコリ
千景「……た、多少痛い気もするけれど、ほ、ほぐれている気が……するから! こ、このままでお願い……!」
銀「あ、少しだけ力を緩めます。揉み返しになると大変ですからね」モミモミ、モミ
千景(……あぁ……三ノ輪さんの手がカイロのように熱くて……その繊細な指先の巧みさが……的確にツボを押していて……肩から、老廃物が抜けていくような心地が……)ハワー
樹『千景さん、とっても気持ちよさそうですね』キュッキュ
友奈「よーし! 銀ちゃんに負けていられないぞー!」モミモミモミ!
風「──ちょ……やめ……ゆ、ゆう──うぎゃぁー!!」
夏凜「友奈はあんまり力を入れていないように見えるけど、なんで風はあんなに悶絶しているわけ?」
美森「そうね……身体の凝りも酷くなってしまえば、蓄積された凝りによって多少の按摩でさえ痛みを感じてしまう人が居るらしいわ。でも、ほぐされてくれば大分楽になるはずなのだけれど」グイーングイーン…ピタ
美森「あら? ……もう終わってしまったのね」ザンネン
夏凜「なるほどね。つまり、風も千景も普段のストレッチが足りてないってことでしょう? あとで私が正しいストレッチをきちんと教えてあげないといけないわ!」ミモリンヲクルマイスヘモドス
美森「ありがとう、夏凜ちゃん。でも、ほどほどにしてあげてね?」
銀「千景さん、左肩のここ、痛いでしょう? ガチガチになっていますよ。……少しだけ我慢してくださいね」ギュッギュ、コリコリ、コリッ!
千景「!?」
千景(痛みが一瞬奔る。しかし、すぐに肩の筋肉全体が三ノ輪さんの繊細な手つきに包まれていき痛みは全て違う感覚に置換されていった。硬かった肩が溶けるように柔らかくなっていくのが分かる。……それがとても、気持ちいい……!!)
千景「……ああ……もう死んでしまっても良いわ……」ウットリ
樹『えぇー!?』キュッキュ!?
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