【オリジナル】ファーストプリキュア!【プリキュア】
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名無しNIPPER
[saga]
2018/01/07(日) 18:29:03.93 ID:ZtE3BbpK0
「さっさと片をつけてやるんだから!」
ユニコの心に迷いはない。戦うことが怖くないわけはない。
けれど、守りたいから。
自分の後ろにいる、か弱いふたりを。
「はあああああああああああああああああ!!」
ユニコのブーツがアスファルトを踏みしめる。そして、跳んだ。
『ウバイトォォォオオオオオオオオオル!!』
今回のウバイトールは巨大だ。だからこそ、駿馬のごとく速いユニコを捉えきれるわけはなかった。
一直線にウバイトールの眼前に迫ったユニコは、そのままウバイトールに跳び蹴りを加えた。プリキュアとしての力だろう。幾重にも増幅された蹴りは威力抜群で、ウバイトールはその巨体で後ろに倒れ込む。
『ウバアアアアアアア!!』
川の水がしぶきを上げ、荒れる。ユニコはそのまま身を翻し、河原に着地した。
「ふん。なかなかやるな、キュアユニコ」
低い声が響いた。堤防の上の遊歩道から、いつの間にか移動したゴーダーツがこちらを見下ろしていた。
「昨日のあなたのおかげでね。私も、だいぶプリキュアの力の扱い方に慣れることができたわ」
「吠えるな。ウバイトール!」
『ウバイトォォォオオオオオオオオオル!!』
勢いよくウバイトールが立ち上がる。その巨体が身をもたげただけで、大地がごろごろと大きく地鳴りを起こす。
「思い上がったプリキュアを叩きつぶせ!」
『ウバイトォォォオオオオオオオオオル!!』
ウバイトールはその巨体をぶるぶると震わせ、高く飛び上がった。
「なっ……」
突然のことに呆気に取られたユニコだったが、すぐに飛び退った。ウバイトールの着地地点が、自分だと分かったからだ。
ズドン! と。大地が揺れる。
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