【オリジナル】ファーストプリキュア!【プリキュア】
↓
1-
覧
板
20
632
:
名無しNIPPER
[saga]
2018/06/24(日) 10:08:50.22 ID:sW82/1G70
…………………………
『ウバイトォォオオレェェエエエエエエ!!』
ウバイトーレが右手を振りかぶる。それを振り抜いた瞬間、そこに握られるチョークが、まるで小さなミサイルのようにプリキュアたちめがけて放たれる。三人は飛び上がり、散開して回避する。
「昨日みたいに浄化して、皆井先生を救い出すんだから!」
キュアグリフはウバイトーレに真正面から飛び込んだ。巨大なウバイトーレの胸元めがけて跳び蹴りを放つも、ウバイトーレが左手に持つ教科書で叩かれる。
『ウバイトォォオオレェェエエエエエエ!!』
「きゃっ……!」
巨大な教科書による殴打は、いともたやすくグリフを弾き飛ばす。
「わたしの炎なら……!」
左方からキュアドラゴがウバイトーレに接近する。情熱の炎を燃やして戦う、最高の攻撃力を持つプリキュアは、すでに両手に炎を宿していた。ドラゴに対しても教科書で応戦しようとするウバイトーレに対し、ドラゴは拳を振りかぶり、教科書めがけて拳を放った。
『ウバッ……!? ウバァアアアアア!!』
教科書がドラゴの炎に飲まれ、燃え上がる。たまらず、ウバイトーレがその教科書を取り落とす。
「ユニコ!」
「ええ!」
続けて、キュアユニコが右方からウバイトーレに接近する。その手にためた空色の光を、ウバイトーレの前で展開する。
「優しさの光よ、この手に集え!」
集約した光がカタチを成す。それは伝説の神獣、ユニコーンを模した剣だ。
「カルテナ・ユニコ−ン!」
ユニコはその剣を振るい、ウバイトーレに肉薄する。
ギィン! と、凄まじい金属音が鳴り響いた。ウバイトーレは背中から抜いた指し棒で、ユニコのカルテナを受け止めたのだ。
「ッ……。指し棒なんかで、私のカルテナを受けたって言うの!」
『ウバイトォォオオレェェエエエエエエ!!』
まるで剣のように指し棒を構えたウバイトーレが、ユニコに向かい指し棒を振るう。圧倒的な上背の差が、如実に戦力差として表われる。ウバイトーレは巨人のようなものだ。その巨人に対し、ユニコはあまりにも小さい。
「ユニコ!」
グリフが横からウバイトーレに飛び込む。しかしウバイトーレはその動きすら見切っていた。ユニコに向け上段から指し棒を打ち下ろすと、そのまま斬り上げるようにグリフに向け指し棒を振ったのだ。ユニコはあまりの衝撃に膝をつき、グリフは指し棒を下から叩きつけられた。
しかし、グリフはそれだけでは終わらなかった。
『ウバッ……!?』
「ふん、だ……つかんじゃえば、こっちのもんだもんね」
グリフは指し棒の先端を両手を使って掴んでいた。そのまま着地し、指し棒を引き抜こうとするウバイトーレに負けないよう、力一杯指し棒を引く。
<<前のレス[*]
|
次のレス[#]>>
647Res/1111.54 KB
↑[8]
前[4]
次[6]
書[5]
板[3]
1-[1]
l20
【オリジナル】ファーストプリキュア!【プリキュア】-SS速報VIP http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1513432793/
VIPサービス増築中!
携帯うpろだ
|
隙間うpろだ
Powered By
VIPservice