【オリジナル】ファーストプリキュア!【プリキュア】
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622:名無しNIPPER[saga]
2018/06/24(日) 10:03:38.97 ID:sW82/1G70

…………………………

「じゃあ、あの、王野さんとか、大埜さんとか、美旗さんは……?」

「へ?」

 鈴蘭から飛び出るとは思わなかった生徒会メンバーの名前だ。はじめは驚きながら、少し考える。

 友達というものについてだ。

「……どうだろう。難しいな。私が勝手に友達と思っていても、向こうはそうは思っていないかもしれないからね」

「はじめは友達だと思ってるの?」

「……たぶん。私は、そうでありたいと思うよ」

 はじめの答えに、鈴蘭はどんな反応も見せなかった。ただ、それきり話は終わりだとばかりに、カバンの整理をし始めた。

「……でも、私は」

「何よ」

 はじめが口を開く。鈴蘭ははじめのほうを見ようともしない。

「でも、私は、鈴蘭がいてくれれば、それでいいけどね」

「なっ……」

 鈴蘭の頬に朱がさした。病的に白い肌は、紅潮するとすぐわかる。

「……あ、あたしは別に、あんたの友達じゃないし」

「さっき確認したばかりじゃないか。友達だよ」

「……ふん」

 鈴蘭の横顔を見つめて、はじめは微笑んだ。

 たとえ何がどうなっても、この子の友達でい続けたいな、なんて考えながら。



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