【オリジナル】ファーストプリキュア!【プリキュア】
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名無しNIPPER
[saga]
2018/05/13(日) 21:53:36.30 ID:sptbJ6v70
『……光?』
『何でもない。忘れてくれ』
あきらには蘭童さんの言わんとしていることがわからなかった。蘭童さんが言わないつもりのことを無理に聞き出すつもりはないが、あきらの心の中に、言わなければならない想いがくすぶっていた。
『あの、今の歌……』
『うん?』
『とても綺麗でした。歌がお上手なんですね』
そう言ったあきらの顔を、蘭童さんはぽかんと見つめるだけだった。
『……それはどうも』
『今の歌、聞いた事がありません。何の歌なんですか?』
『……グイグイくるね』
蘭童さんは呆れ顔で。
『名前はないよ。ぼくが作った曲に歌詞を乗せただけだ。歌詞は気分で変わるし、主旋律も気分で変わる』
『曲も歌詞も、自分で考えたんですか!?』
『……そうだよ。悪いか』
そう言った蘭童さんの目は、とても冷たかった。けれどあきらは、そんなことを気にしている余裕がなかった。
『あ、あの!』
『なんだい?』
『わたしに、詩の書き方を教えてください!』
『…………』
たっぷり数秒沈黙した後、蘭童さんは、イケメンが絶対にしないであろう間の抜けた顔をした。
『……へ?』
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