【オリジナル】ファーストプリキュア!【プリキュア】
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名無しNIPPER
[saga]
2018/04/29(日) 17:42:26.68 ID:7mW+iPec0
…………………………
「ダッシュー……!」
めぐみは、その剣道場の光景を目の当たりにした瞬間、頭に血が上る感覚というのを生まれて初めて理解した。
めぐみは、助けを呼ぶため、袴姿のまま急いで格技棟を出て、そのまま校舎を走った。そして闇の顕現を察した仲間たちと合流し、剣道場へとんぼ返りした。息を切らせながら剣道場に入った瞬間、郷田先生がウバイトールの突きで吹き飛ばされたのだ。
「あなた、無関係な郷田先生を、どうして……!」
「抵抗したからさ。まったく、本当に無駄な努力だったけれどね」
ダッシューは、何の力も持たない郷田先生に手を出したことを、まるっきり悪いことだと思っていないようだった。
「あなたは……」
あきらが複雑そうな顔で言った。
「パーシーを連れて逃げるわたしを、傷つけることを嫌がっていたように見えた。なのにどうして、郷田先生を傷つけるようなことを……」
「勘違いするなよ、プリキュア。ぼくはぼくの欲望を満たすために戦っている。その邪魔をするのであれば、排除するまでのことだ」
「ひどい……」
あきらが怯えたような顔をみせる。ゆうきがそんなあきらを庇うように前に出た。
「ダッシュー! あなたのその性根、わたしたちがたたき直してあげる!」
そして、めぐみとゆうきは目を合わせ、頷き合う。
「あきらは妖精のみんなをよろしくね」
「う、うん……」
「ブレイ! フレン! 変身よ!」
「グリ!」 「ニコ!」
ふたりの妖精からプリキュアの紋章が放たれる。ふたりは紋章をロイヤルブレスに差し込み、戦士の宣誓を叫んだ。
「「プリキュア・エンブレムロード!」」
モノクロに墜ちた世界で、光が燦然と輝き出す。薄紅色と空色の光が周囲を埋め尽くし、ふたりの少女の姿を変えていく。そして、天高くからふたりの伝説の戦士が舞い降りた。
「立ち向かう勇気の証! キュアグリフ!」
「守り抜く優しさの証! キュアユニコ!」
「「ファーストプリキュア!」」
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