【オリジナル】ファーストプリキュア!【プリキュア】
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47:名無しNIPPER[saga]
2017/12/31(日) 10:04:14.64 ID:0m/dVbvg0

「ユニコ、大丈夫?」

「ええ。ありがとう、グリフ」 ユニコがふしぎそうな顔をする。「でもあなた、足の傷は……?」

「えっ? あ、消えてる!」

 痛みもまるでない。プリキュアに変身したことにより、傷が癒えたのだろうか。

「くっ、なんという力だ……これが、伝説の戦士プリキュアの力か」

 ゴーダーツがはるか後方で着地し、うめく。しかしダメージを負っているようには見えない。

「この事態をあの方に報告するのを優先すべきか……まぁいい。どうせ優しさの王女の居場所はいつでも分かる」

「!? 待ちなさい! 逃げるつもり!?」

「戦略的撤退だ。いずれ我らアンリミテッドの欲望を満たすための有意義な逃走と言ってもらおう」

 そう言うと、ゴーダーツは背を向け、

「それではまた会おう、勇気の王子、優しさの王女。そして、伝説の戦士プリキュアよ……!」

 色を失った世界に溶けるようにかき消えた。

「消えた……?」

「ともあれ、これで一安心――」


『ウバイトォォォオオオオオオオオオル!!』


「――じゃない!」

「ボケてる場合じゃないわ。行くわよ、キュアグリフ」

「う、うん!」

 首謀者らしき敵は逃げたが、公園にはまだその首謀者が生み出したウバイトールがいる。グリフとユニコは頷き合い、公園へと突き進む。



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