【オリジナル】ファーストプリキュア!【プリキュア】
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名無しNIPPER
[saga]
2018/04/08(日) 10:09:02.48 ID:w9vsRS0p0
…………………………
翌早朝に登校したあきらは、同じく早く登校したゆうきとめぐみから、中庭でプリキュアやロイヤリティ、アンリミテッドについて説明を受けていた。
「はぁ……ゆうきたちは今まで、そんなことをしてたんだね」
話があらかた終わっても、未だに信じられない。昨日の一件もあるから、信じるしかないのだけれど、それでも、簡単に納得できる話ではない。
「プリキュア、かぁ……」
早朝の澄んだ空気の中、空を見上げる。かざした左手に煌めく、真紅の腕輪。ロイヤルブレス。それは、あきらの情熱を呼び覚ましてくれた宝物だ。
「……わたしにできるかな」
「できる、ドラ」
あきらのひざの上で、パーシーが言った。
「あきらは初めての変身でも、必死でパーシーを守ってくれたドラ。パーシーはそれが嬉しかったドラ。だから、あきらには、絶対にできるドラ」
「パーシー……」
嬉しくて、パーシーを持ち上げ、ぎゅっと抱きしめる。ふと、視線を感じて目を向ける。ゆうきとめぐみのひざの上から、こちらをまじまじと見つめるのは、三人の妖精だ。
「引っ込み思案のパーシーが……」
「あんなに喋ってるの……」
「初めて見たレプ……」
「ドラ……っ」
パーシーは恥ずかしそうに顔を赤くすると、もぞもぞとあきらの腕の中に隠れるように身を縮こまらせた。
「うーん……まだ、ブレイたちとはうまく喋れないみたいだね」
「グリ?」
ゆうきが困ったように、ブレイを抱え上げた。
「三人が一斉に話しかけたら、パーシーが驚くから、ひとりずつね」
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