【オリジナル】ファーストプリキュア!【プリキュア】
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285:名無しNIPPER[saga]
2018/02/18(日) 19:17:14.59 ID:nI3CgSSH0

 ふたりは無言で目を合わせ、うなずき合う。

「ふたりがかりで来い、プリキュア!」

 ゴーダーツが再び向かってくる。ゴーダーツの剣は脅威だ。だからこそ、それに対して真正面から立ち向かうのは、勇気のプリキュアだ。

「む……!」

「はぁああああああああああああああああああああ!!」

 気合いの声、キュアグリフがカルテナ・グリフィンに“立ち向かう勇気の光”をまとわせ、ゴーダーツの剣に立ち向かう。グリフは自身の膂力を利用して、果敢にゴーダーツに攻めいった。グリフの力が真正面からぶつかり、さしものゴーダーツも剣を弾かれる幅が大きくなる。

「力はキュアユニコ以上。しかし、所詮は付け焼き刃の剣技……!」

 ゴーダーツはキュアグリフに弾かれた力を利用して、一回転してキュアグリフに向け剣を一文字に薙いだ。屈んでかろうじてかわしたキュアグリフは、下から大きくカルテナを振り上げる。ゴーダーツは背後に飛び退き、カルテナをかわす。しかしその瞬間、横合いから飛び出した影があった。

「ひとりで届かなくたって、ふたりなら……!」

 キュアユニコは、すでに白い翼をまとっていた。ゴーダーツは飛び退いた姿勢のまま、動けない。



「角ある純白の駿馬、ユニコーンよ! プリキュアに力を!」



 言葉とともにあふれ出す、空色の光。

“守り抜く優しさの光”。

「なるほど……! 見事だ、プリキュアどもッ!」

 カルテナの切っ先が己に迫る中、ゴーダーツは豪快に笑った。



「プリキュア・ユニコーンアサルト!」



 まるで、ユニコーンの突撃そのもののようだった。神速の突きはしっかりとゴーダーツに向け放たれたのだ。



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