【オリジナル】ファーストプリキュア!【プリキュア】
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148:名無しNIPPER[saga]
2018/01/21(日) 10:47:06.99 ID:agWmrLpM0

「“カルテナ”グリ。ロイヤリティの伝説に記されている、プリキュアが持つ伝説の武器グリ」

「フレンも聞いたことがあるニコ。かつて、伝説の戦士プリキュアは、王者よりカルテナを賜り、それで闇を打ち倒したという伝説を」

「カルテナ……」

「それって、一体……」

「ブレイたちにも詳しいことは分からないグリ。けれど、ふたりが伝説の戦士である以上、カルテナはふたりに力を貸してくれるはずグリ」

 伝説の戦士が持つ伝説の武器、カルテナ。それは一体、どこにあるというのだろうか。

「……それから、もうひとつ気になることがあるニコ」

「? なに、フレン?」

 フレンが少し浮かない顔をして言った。

「情熱の王女、パーシーのことニコ」

「グリ……」

 フレンとブレイはお互い不安そうな顔を見合わせる。

「パーシー? 情熱の王女ってことは、ふたりと同じロイヤリティの王族なの?」

「グリ。ロイヤリティの四つの王国のひとつ、情熱の国の王女グリ。ロイヤリティからこっちの世界にくるときにはぐれてしまったグリ……」

「パーシーは物静かでおとなしい子だから、心配ニコ……」

「そっか。ゴーダーツが優しさのエスカッシャンを持っているみたいに、情熱のエスカッシャンを持っているアンリミテッドの戦士がいたら……」

「……早く見つけてあげないとね」

 今もひとりで震えているのだとしたら、いくらなんでもさみしすぎる。ただ、ゆうきにはもうひとつ気になることがあった。

「あれ? でも、あとひとり、愛の国の王女様は?」

「……?」

 途端に、ブレイとフレンは不思議そうに首をかしげた。



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